特許
J-GLOBAL ID:201003050767919844

負圧湿式スプリンクラーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉山 一夫 ,  岩田 克子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-105839
公開番号(公開出願番号):特開2010-253002
出願日: 2009年04月24日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】気液分離装置の下部に位置する、排水配管を兼ねる吸引管の一部とこれの下部に連続する排水配管の内部に水が溜まらないようになして、低層階におけるスプリンクラー設備の監視圧力を上層階における監視圧力と同等にする。【解決手段】通常時は給水配管5における一次側配管6と二次側配管7の両者に水を充填した状態を維持すると共に、各階における二次側配管7の立ち上げ分岐管7aに各階における分岐部12′の一端側を接続し、他端側を吸引装置11に接続した吸引管12と、該吸引管12の分岐部12′における二次側配管7との接続部近傍に設けた電磁弁13、真空スイッチ14、該吸引管12の最上階の分岐部12′の上部に設けた気液分離装置15、該吸引管12の最下階の分岐部12′の位置に接続した排水配管16とからなる負圧状態確保手段17により二次側配管7内の水を負圧状態としてこれを維持するようになす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
個々に独立して作動するスプリンクラーヘッドと、貯水槽内の水を前記スプリンクラーヘッドへ給送する送水装置と、前記送水装置に接続された一次側配管、該一次側配管における各階の分岐部に接続され、前記スプリンクラーヘッドに接続された二次側配管及びこれら一次側配管と二次側配管との間に設けた、通常時は閉鎖状態を維持する弁部とからなる、前記送水装置とスプリンクラーヘッドとを結ぶ給水配管と、前記スプリンクラーヘッドよりも早い感知機能を有し、スプリンクラーヘッドと同じ階に設置した、火災状態を感知したとき信号を送出する火災感知装置と、前記火災感知装置から発せられる信号を基に前記弁部の作動を制御する制御部とをもって構成し、通常時は前記給水配管における一次側配管と二次側配管の両者に水を充填した状態を維持すると共に、前記各階における二次側配管の立ち上げ分岐管に各階における分岐部の一端側を接続し、他端側を吸引装置に接続した吸引管と、該吸引管の分岐部における前記二次側配管との接続部近傍に設けた電磁弁、真空スイッチ、該吸引管の最上階の分岐部の上部に設けた気液分離装置、該吸引管の最下階の分岐部の位置に接続した排水配管とからなる負圧状態確保手段により二次側配管内の水を負圧状態としてこれを維持するようになした負圧湿式スプリンクラーシステムにおいて、前記吸引管における前記気液分離装置の近傍下部に空気取り入れ弁を設ける一方、前記排水配管における前記貯水槽近傍位置に逆止弁を設けると共に前記吸引管における最下階の分岐部の近傍下部に水位検出装置を設けたことを特徴とする負圧湿式スプリンクラーシステム。
IPC (1件):
A62C 35/60
FI (1件):
A62C35/60
Fターム (5件):
2E189CA07 ,  2E189CA08 ,  2E189CA10 ,  2E189CB01 ,  2E189CC02

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