特許
J-GLOBAL ID:201003051550223724

エンジンの排熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  西島 孝喜 ,  弟子丸 健 ,  田巻 文孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-253965
公開番号(公開出願番号):特開2010-084604
出願日: 2008年09月30日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】熱回収効率が高く且つ安定して作動するエンジンの排熱回収装置を提供する。【解決手段】本発明による排熱回収装置(30)は、エンジンの排気ガスの排熱を利用して被加熱媒体を加熱するものであり、冷媒を排気ガスで加熱して気化させる蒸気発生部(40)と、気化冷媒と被加熱媒体との熱交換により被加熱媒体を加熱する熱交換部(54)と、気化冷媒と接触するようになっている蓄熱材を有する加熱促進部(52)と、熱交換部で熱交換を行わないときに蒸気発生部で気化した冷媒を液化させる凝縮器(60)と、蒸気発生部、加熱促進部、熱交換部及び凝縮器の順で冷媒を循環させることが可能な冷媒流路(42、58、62)と、熱交換部で熱交換を行うとき、蒸気発生部と加熱促進部と熱交換部の間でのみ冷媒が流れるように冷媒流路の冷媒の流れを制御する冷媒流路制御手段(31)と、を有することを特徴としている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
エンジンの排気ガスの排熱を利用して被加熱媒体を加熱するエンジンの排熱回収装置であって、 液体の冷媒を上記排気ガスの排熱で加熱して気化させる蒸気発生部と、 この蒸気発生部で気化した冷媒と上記被加熱媒体との熱交換により上記被加熱媒体を加熱する熱交換部と、 上記蒸気発生部と上記熱交換部との間に配置され上記蒸気発生部で気化した冷媒と接触するようになっている蓄熱材を有する加熱促進部と、 上記熱交換部と上記蒸気発生部との間に配置され、上記熱交換部で熱交換を行わないときに上記蒸気発生部で気化した冷媒を液化させる凝縮器と、 上記蒸気発生部、上記加熱促進部、上記熱交換部及び上記凝縮器の順で冷媒を循環させることが可能な冷媒流路と、 上記熱交換部で熱交換を行うとき、上記蒸気発生部と上記加熱促進部と上記熱交換部の間でのみ冷媒が流れるように上記冷媒流路の冷媒の流れを制御する冷媒流路制御手段と、 を有する、ことを特徴とするエンジンの排熱回収装置。
IPC (1件):
F01N 5/02
FI (2件):
F01N5/02 G ,  F01N5/02 E
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 排熱回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-208996   出願人:株式会社デンソー

前のページに戻る