特許
J-GLOBAL ID:201003051915454810

流体圧緩衝器及び免震システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-103241
公開番号(公開出願番号):特開2010-255662
出願日: 2009年04月21日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】本発明は入力された震動が所定以上に大きい場合に減衰力発生手段による減衰力を低減衰側から高減衰側に切替えることを課題とする。【解決手段】流体圧緩衝器20は、減衰力切替え機構40を有し、減衰力切替え機構40は、シャットオフ弁39と、アクチュエータ42と、シャットオフ弁39と連通された液通路29Bを流通または遮断することにより減衰力が低い側または高い側に切替える減衰力切替え弁50と、減衰力切替え弁50を開から閉に切替える弁切替え機構60とを有する。弁切替え機構60は、接続状態で減衰弁32A,32Bの減衰力が低い側とし、分離状態で減衰弁32A,32Bの減衰力が高い側とする接続分離機構62と、ピストンロッド23の移動量が小さいときには接続分離機構62の接続状態を維持し、ピストンロッド23の軸方向移動量が既定値以上になったときには接続分離機構62を分離状態とする解除機構63とを有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
作動流体が充填されるシリンダと、 該シリンダ内に挿入されて前記シリンダ内を2つの圧力室に画成するピストンと、 一端が前記ピストンに連結され、他端が前記シリンダの一端部から外部に延出されたピストンロッドと、 前記作動流体が充填され、前記圧力室との間で前記作動流体を流通させる液通路と、 前記液通路を流通する前記作動流体に減衰力を発生させる減衰力発生手段と、 前記減衰力発生手段により発生する減衰力を切替える減衰力切替え手段と、 を有する流体圧緩衝器であって、 前記減衰力切替え手段は、 前記液通路を流通または遮断することにより前記減衰力発生手段の減衰力が低い側または高い側に切替える減衰力切替え弁と、 前記減衰力切替え弁を開から閉に切替える弁切替え機構とを有し、 前記弁切替え機構は、 前記減衰力切替え弁に接続分離可能に設けられ、接続状態で前記減衰力発生手段の減衰力が低い側とし、分離状態で前記減衰力発生手段の減衰力が高い側とする接続分離機構と、 前記接続分離機構と前記ピストンロッドとの間に設けられ、前記ピストンロッドの移動量が小さいときには前記接続分離機構の接続状態を維持し、前記ピストンロッドの軸方向移動量が既定値以上になったときには前記接続分離機構を分離状態とする解除機構を有することを特徴とする流体圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/48 ,  F16F 9/34
FI (2件):
F16F9/48 ,  F16F9/34
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069EE01 ,  3J069EE54 ,  3J069EE68
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-155103   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 油圧緩衝器監視システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-102918   出願人:学校法人慶應義塾, 大成建設株式会社, 株式会社日立製作所
  • 免震装置用のオイルダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-054011   出願人:鎭目武治, 国立大学法人東北大学
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