特許
J-GLOBAL ID：201003051958266502

水溶性高分子組成物

発明者：
若月 将吾

若月 将吾 について


出願人/特許権者：
ハイモ株式会社

ハイモ株式会社 について


公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-067150
公開番号（公開出願番号）：特開2010-215867
出願日： 2009年03月19日
公開日（公表日）： 2010年09月30日
要約：
【課題】下水処理場における下水余剰汚泥や下水消化汚泥のように繊維分の少ない所謂難脱水汚泥に対し、脱水ケーキ含水率低下の要求を満足し、同時に架橋あるいは分岐した水溶性高分子の難点とされる薬剤添加量の増加にも対応でき、コスト増加を抑制可能な汚泥脱水剤を提供する。 【解決手段】 特定の組成と構造を有する水溶性カチオン性高分子(A)と、特定の組成を有する水溶性両性高分子(B)、(B)とは異なる組成比のカチオン性官能基およびアニオン性官能基を有する(C)からなる水溶性両性高分子、および酸性物質(D)からなる水溶性高分子組成物であって、該水溶性カチオン性高分子(A)が電荷内包率35%以上90%以下であるものを配合することで達成できる。 【選択図】 なし
請求項（抜粋）：
下記(定義1)あるいは(定義2)で表される電荷内包率35%以上90%以下のカチオン性官能基を有する水溶性高分子(A)、カチオン性官能基およびアニオン性官能基を有する水溶性高分子(B)、(B)とは異なる組成比のカチオン性官能基およびアニオン性官能基を有する水溶性高分子(C)および酸性物質(D)からなる水溶性高分子組成物。 (定義1)水溶性カチオン性高分子および両性でかつカチオン性単量体とアニオン性単量体共重合率の差が正である水溶性両性高分子の場合 電荷内包率[%]=(1-α/β)×100 αは酢酸にてpH4.0に調整した水溶性カチオン性高分子あるいは両性水溶性高分子水溶液をポリビニルスルホン酸カリウム水溶液にて滴定した滴定量。βは酢酸にてpH4.0に調整した水溶性カチオン性高分子あるいは両性水溶性高分子水溶液にポリビニルスルホン酸カリウム水溶液を前記水溶性カチオン性高分子あるいは両性水溶性高分子の電荷の中和を行うに十分な量加え、その後ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液にて滴定した滴定量をブランク値から差し引いた滴定量。ここでブランク値とは、水溶性カチオン性高分子あるいは両性水溶性高分子水溶液無添加時にポリビニルスルホン酸カリウム水溶液をポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液にて滴定した滴定量である。 (定義2)両性でかつカチオン性単量体とアニオン性単量体の共重合率の差が負である水溶性高分子の場合 電荷内包率[%]=(1-α/β)×100 αはアンモニアにてpH10.0に調整した水溶性両性高分子水溶液をポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液にて滴定した滴定量。βはアンモニアにてpH10.0に調整した水溶性両性高分子水溶液にポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液を前記水溶性両性高分子の電荷の中和を行うに十分な量加え、その後ポリビニルスルホン酸カリウム水溶液にて滴定した滴定量をブランク値から差し引いた滴定量。ここでブランク値とは、水溶性両性高分子水溶液無添加時にジアリルジメチルアンモニウムクロライド水溶液をポリビニルスルホン酸カリウム水溶液にて滴定した滴定量である。
IPC (3件)：
C08L 101/14 ,  C02F 11/14 ,  B01D 21/01
FI (3件)：
C08L101/14 ,  C02F11/14 D ,  B01D21/01 111
Fターム (76件)：
4D015BA05 ,  4D015BA06 ,  4D015BA08 ,  4D015BA10 ,  4D015BA11 ,  4D015BB14 ,  4D015BB18 ,  4D015BB19 ,  4D015CA12 ,  4D015DA06 ,  4D015DA13 ,  4D015DA15 ,  4D015DA16 ,  4D015DA23 ,  4D015DB02 ,  4D015DB04 ,  4D015DB05 ,  4D015DB07 ,  4D015DB09 ,  4D015DB15 ,  4D015DB30 ,  4D015DC04 ,  4D015DC06 ,  4D015DC07 ,  4D015EA13 ,  4D015EA35 ,  4D015FA03 ,  4D015FA19 ,  4D059AA04 ,  4D059AA05 ,  4D059AA06 ,  4D059AA23 ,  4D059BE10 ,  4D059BE15 ,  4D059BE25 ,  4D059BE26 ,  4D059BE55 ,  4D059BE56 ,  4D059BE57 ,  4D059BE60 ,  4D059BF12 ,  4D059DA04 ,  4D059DA16 ,  4D059DA17 ,  4D059DA22 ,  4D059DA23 ,  4D059DA24 ,  4D059DA31 ,  4D059DA32 ,  4D059DA33 ,  4D059DB08 ,  4D059DB22 ,  4D059DB24 ,  4D059DB26 ,  4D059DB28 ,  4J002AA07W ,  4J002AA07X ,  4J002BC12Y ,  4J002BG01W ,  4J002BG01X ,  4J002BG01Y ,  4J002BG07W ,  4J002BG07X ,  4J002BG13Y ,  4J002BH02Y ,  4J002BJ00W ,  4J002BJ00X ,  4J002BJ00Y ,  4J002DD016 ,  4J002DF036 ,  4J002DG036 ,  4J002EF036 ,  4J002EF066 ,  4J002EV266 ,  4J002GD04 ,  4J002HA04
引用特許：
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-260928号公報
  • 高分子凝集剤
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-278446   出願人：三洋化成工業株式会社
  • 汚泥脱水剤
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-022316   出願人：三井サイテック株式会社
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る

TOP

BOTTOM