特許
J-GLOBAL ID:201003052012974678

制振構造およびその諸元設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  佐伯 義文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-034236
公開番号(公開出願番号):特開2010-189902
出願日: 2009年02月17日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】建物における梁や床の構造部材の上下方向の振動を有効に低減させる。【解決手段】制振対象の構造部材(上階1および下階2)を上下方向に離間して設置するとともに、それら上下の構造部材の剛性K1、K2および/または質量M1、M2に差を持たせてそれらが互いに異なる振動特性で上下方向に振動可能とする。それら上下の構造部材間にそれらの間に生じる上下方向の相対振動によって作動することにより双方の上下方向の振動を制御するダンパー機構3を介装する。ダンパー機構を回転慣性質量ダンパー4とそれに直列に接続された付加ばね10とにより構成し、回転慣性質量ダンパーの回転慣性質量mdおよび付加ばねのばね剛性kdを上下の構造部材どうしの剛性比K1/K2および/または質量比M1/M2に基づいて設定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
建物における梁や床等の構造部材を対象としてその上下方向の振動を制御するための制振構造であって、 制振対象の構造部材を上下方向に離間して設置するとともに、それら上下の構造部材の剛性および/または質量に差を持たせてそれらが互いに異なる振動特性で上下方向に振動可能とし、 前記上下の構造部材間に、それらの間に生じる上下方向の相対振動によって作動することにより双方の上下方向の振動を制御するダンパー機構を介装し、 前記ダンパー機構を、回転慣性質量ダンパーと該回転慣性質量ダンパーに直列に接続された付加ばねとにより構成するとともに、前記回転慣性質量ダンパーの回転慣性質量および前記付加ばねのばね剛性を前記上下の構造部材どうしの剛性比および/または質量比に基づいて設定してなることを特徴とする制振構造。
IPC (4件):
E04B 1/98 ,  E04B 5/43 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/073
FI (4件):
E04B1/98 E ,  E04B5/43 H ,  F16F15/02 C ,  F16F15/073
Fターム (9件):
2E001DG01 ,  2E001FA01 ,  2E001FA11 ,  2E001GA65 ,  3J048AA02 ,  3J048BC04 ,  3J048BF14 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38

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