特許
J-GLOBAL ID:201003053237963515

燃料電池用拡散層の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 萼 経夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  小野塚 薫 ,  田上 明夫 ,  ▲高▼ 昌宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-068128
公開番号(公開出願番号):特開2010-225304
出願日: 2009年03月19日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】多孔質基材のセパレータとの境界側部分の高排水性及び多孔質基材の薄層化が可能で、発電性能を向上できる拡散層を効率よく製造する。【解決手段】多孔質基材に拡散層ペーストを含浸塗布し、乾燥及び焼成を含む工程を経て燃料電池用の拡散層を製造する方法であって、多孔質基材として2層積層構造の多孔質基材31を用いる。この基材31の表面に拡散層ペースト32を含浸塗布するペースト塗布工程I、上記基材31に含浸された拡散層ペースト32に対して乾燥マイグレーションを施すペースト乾燥工程II、乾燥マイグレーションが施された拡散層ペースト含浸塗布済みの多孔質基材31を焼成する焼成工程V、及び焼成した拡散層ペースト含浸塗布済みの多孔質基材31を2層境界面で剥離して2枚の拡散層42を得る剥離工程VIIを備える。2枚の拡散層42は、各々片面が高排水性を有し、剛性が増して薄層化可能である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
多孔質基材に拡散層ペーストを含浸塗布し、乾燥及び焼成を含む工程を経て燃料電池用の拡散層を製造する燃料電池用拡散層の製造方法であって、 前記多孔質基材として2層積層構造の多孔質基材を用い、 この多孔質基材に片面から拡散層ペーストを含浸塗布するペースト塗布工程と、 前記多孔質基材に含浸された拡散層ペーストに対して乾燥マイグレーションを施すペースト乾燥工程と、 前記乾燥マイグレーションが施された拡散層ペースト含浸塗布済みの多孔質基材を焼成する焼成工程と、 焼成した拡散層ペースト含浸塗布済みの多孔質基材を、その2層境界面において剥離して2枚の拡散層を得る剥離工程とを、 具備することを特徴とする燃料電池用拡散層の製造方法。
IPC (1件):
H01M 4/88
FI (1件):
H01M4/88 H
Fターム (5件):
5H018AA06 ,  5H018BB08 ,  5H018CC06 ,  5H026AA06 ,  5H026BB08

前のページに戻る