特許
J-GLOBAL ID:201003055050609672
液体収容容器と液滴吐出装置及び画像形成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-128566
公開番号(公開出願番号):特開2010-274503
出願日: 2009年05月28日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】大気開放機構を構成する弁の弁体と弁座の接触状態を確実に確認して大気開放機構を安定に動作させる。【解決手段】弁機構を内蔵したホルダ222を透明樹脂材料で形成し、弁機構を内蔵したホルダ222を容器本体201の大気開放機構取付部に挿入した状態でホルダ222に内蔵した弁機構のボール224と弁座223の当接位置を覆い隠さないように固定部材226でホルダ222を容器本体201の大気開放機構取付部に固定し、ホルダ222を固定するときに回転させないで済み、弁機構の弁座223がねじれることを防ぐとともに弁機構のボール224と弁座223の接触状態を外部から検査して弁機構の安定性を高める。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
液体を収容する容器本体と、前記容器本体に形成され、前記容器本体内の空気を排出する大気開放通路と、前記大気開放機構を開放及び閉塞する大気開放機構と、固定部材を有する液体収容容器であって、
前記容器本体は、
前記容器本体内の大気開放通路及び前記大気開放機構を連通する大気開放路と、
前記大気開放路が内部に形成され、前記大気開放機構が装着される円筒状の大気開放機構取付部と、
前記大気開放機構取付部の外側の上下方向における前記容器本体の前記大気開放機構取付部を挟んで対向する位置に設けられた複数の爪状の固定用フックとを備え、
前記大気開放機構は、
フィルタ部材を介して大気と連通する大気連通部と、
前記容器本体の大気開放路と前記大気連通部とを連通する空気経路を有し、前記空気経路を開放及び閉塞する弁機構を収容し、前記大気開放機構取付部に装着されるホルダとを備え、
前記ホルダは、前記大気開放機構取付部に装着する側とは反対側の壁面に前記空気経路が貫通する開口が設けられた弁座保持部を有し、
前記弁機構は、
前記ホルダの前記弁座保持部に当接させる円筒状の弁座と、
前記弁座に内径に当接する弁体と、
前記弁体を前記弁座に押圧する弾性部材と、
前記ホルダの前記空気経路を貫通して配置され、一方の先端が前記弁体に当接する押圧ピンとを備え、
前記固定部材は、前記弁機構を収容したホルダが前記容器本体の大気開放機構取付部に対して挿入された状態で、前記ホルダ及び大気開放機構取付部の取付個所に対して前記固定用フックの配置位置と直交する横方向から挿入することにより、前記ホルダを前記容器本体の大気開放機構取付部に固定する
ことを特徴とする液体収容容器。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
2C056EA21
, 2C056FA10
, 2C056KB05
, 2C056KB11
, 2C056KB37
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