特許
J-GLOBAL ID:201003055080015637

自己拡張ステントを展開するための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 茂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-509401
公開番号(公開出願番号):特表2010-527694
出願日: 2008年05月23日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
自己拡張ステントの展開を改良するための装置及び方法が提供される。改良されたデリバリーシステムの1つの利点は、ステントを展開する間の、外側シース及び内側チューブ、或いはそのどちらか一方の一部分の範囲内におけるエネルギーの蓄積が低減され得ることである。第1の実施形態において、外側シースと内側チューブとは複数の係合ねじ部材を使用して共に連結されてもよく、それにより、内側チューブを外側シースに対して円周方向に回転させると、外側シースが後退してステントが展開される。代替的実施形態において、内側チューブと外側シースとの間に流体リザーバが提供されてもよい。近位封止リングが内側チューブと外側シースとの間に環状に配置されてもよく、それにより、流体リザーバが満たされると、近位封止リングが近位方向に付勢されて外側シースと係合し、それを後退させる。こうした技術を用いると、外側シース及び内側チューブ、或いはそのどちらか一方におけるエネルギーの蓄積を実質的に低減することができ、ステントの展開における正確性の向上を実現することができる。
請求項(抜粋):
自己拡張ステントの展開に好適な装置であって、 使用中に患者の体外に留まるように構成された近位端を有し、且つ前記ステントを支持するように構成された遠位端部分であって、カテーテル反応部材を含む遠位端部分を有するカテーテル構造と、 前記カテーテル構造に支持されたステントの周りに延在するように構成され、且つ前記ステントを展開するために前記カテーテル構造の近位方向に向かって動かすことができる外側シースであって、前記カテーテル反応部材に隣接して位置決めされたシース反応部材を有する外側シースと、 前記カテーテル構造の近位方向に向かう前記外側シースの移動を生じさせるため、前記カテーテル反応部材と前記シース反応部材との間に力を加えるよう前記カテーテル構造の前記近位端から作動させることが可能な手段と、 を含む、装置。
IPC (1件):
A61F 2/84
FI (1件):
A61M29/00
Fターム (14件):
4C167AA06 ,  4C167AA50 ,  4C167AA54 ,  4C167AA56 ,  4C167BB10 ,  4C167BB11 ,  4C167BB27 ,  4C167BB63 ,  4C167CC09 ,  4C167DD01 ,  4C167GG04 ,  4C167GG07 ,  4C167GG08 ,  4C167GG12

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