特許
J-GLOBAL ID:201003055283785284

磁気熱量効果応用ヒートポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山内 康伸 ,  中井 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-207300
公開番号(公開出願番号):特開2010-043775
出願日: 2008年08月11日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】装置の高効率化、小型化、安全性向上が図られつつ、しかも、ノンフロン型で、磁性材料の磁気熱量効果を有効に活用することができる磁気熱量効果応用ヒートポンプを提供する。【解決手段】一対の磁場発生手段と磁性部材MBとを有する、磁気熱量効果を利用して流体を加熱冷却し、該流体を介して高温側熱交換部および低温側熱交換部に熱を移送する装置であって、高温側熱交換部と連通される高温側流体通路を切り換える高温側流路切換機構20と、低温側熱交換部と連通される低温側流体通路を切り換える低温側流路切換機構30とを有する流路切換機構とは、同一磁性部材MBにおいて、高温側熱交換部から流体が供給されている時間と、低温側熱交換部から流体が供給されている時間が同じ長さとなるように、各熱交換部と各磁性部材MBとを連通する流体通路を切り替えるものである【選択図】図1
請求項(抜粋):
磁性材料の磁気熱量効果を利用して流体を加熱冷却し、該流体を介して高温側熱交換部および低温側熱交換部に熱を移送する装置であって、 間隔を空けて配設された一対の磁場発生手段と、 前記一対の磁場発生手段間の空間に配設され、該一対の磁場発生手段間の空間において回転可能に設けられた、前記磁性材料からなる磁性部材を保持する前記磁性部材保持手段と、 該磁性部材保持手段に保持された前記磁性部材に対して、前記流体を供給排出する流体給排手段とを備えており、 前記磁性部材保持手段は、 複数の前記磁性部材を、前記磁性部材保持手段の回転に伴って前記一対の磁場発生手段間の空間に進入離脱する位置であって、該磁性部材保持手段の回転軸を中心とする円周方向に沿って並ぶように保持しており、 前記流体給排手段は、 前記高温側熱交換部と前記複数の磁性部材との間に設けられ、該複数の磁性部材にそれぞれ連通された複数の高温側流体通路と、前記低温側熱交換部と前記複数の磁性部材との間に設けられ、該複数の磁性部材にそれぞれ連通された複数の低温側流体通路とを有する流体通路と、 前記高温側熱交換部と前記高温側流体通路との間の連通遮断を切り換える高温側流路切換機構と、前記低温側熱交換部と前記低温側流体通路との間の連通遮断を切り換える低温側流路切換機構とを有する流路切換機構と、を備えており、 前記流路切換機構は、 同一磁性部材において、前記高温側熱交換部から前記流体が供給されている時間と、前記低温側熱交換部から前記流体が供給されている時間とが等しくなるように、各熱交換部と各磁性部材とを連通する前記流体通路を切り換えるものである ことを特徴とする磁気熱量効果応用ヒートポンプ。
IPC (1件):
F25B 21/00
FI (1件):
F25B21/00 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 磁気冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-302802   出願人:株式会社東芝, 中部電力株式会社
  • 回転ベッド式磁気冷却装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-518044   出願人:アストロノーティックスコーポレイションオブアメリカ

前のページに戻る