特許
J-GLOBAL ID:201003055536743818

柱梁接合部構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-256681
公開番号(公開出願番号):特開2010-261294
出願日: 2009年11月10日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】梁に係る曲げモーメントは、パネルゾーンが空洞の場合パネルは面外変形が起こり弾性領域においてウエブ負担が期待できない。その為、梁端の断面係数はウエブを除いてフランジだけの断面係数になるので、梁端は低強度となり、その為、梁の全断面で曲げモーメントを負担するより大きなサイズの梁を用いる事になり余分な梁せいが必要になり、鉄骨重量が増加する。【解決手段】このような諸課題は種々研究した結果、ダイアフラムの板厚を増加させ、梁フランジの上面又は下面に当て板をするか、梁フランジの材料強度を上げるか、ダイアフラムや当て板の板厚を上げるか、ウエブに切り欠きをするか、梁下面を熱線加工して予歪みを与えるなどにより解決できることが判明した。【選択図】図6
請求項(抜粋):
角形鋼管柱又は丸形鋼管柱に該柱からの出の無い通しダイアフラムを溶接接合させた溶接部とH形鋼梁フランジに該ダイアフラムを溶接接合させた溶接部を互いに重ね合わせるか、又は、角形鋼管柱又は丸形鋼管柱に内ダイアフラムを溶接接合させて該ダイアフラムの面内延長線上にH形鋼梁フランジを接合させ、 柱側梁端の上下フランジの溶接ルート側となる梁の上面又は下面に鋼製当て板を宛がい、 上下のそれぞれのダイアフラムの板厚を梁フランジ板厚と該当て板の板厚を加えた板厚以上とし、 少なくとも、該当て板の一方を梁フランジの梁中央側に開先加工して溶接接合すると共に該当て板の他方を梁端側ダイアフラム又はその面内延長線上の柱面に開先加工して溶接接合することを特徴とする柱梁接合部構造。
IPC (1件):
E04B 1/24
FI (1件):
E04B1/24 L
引用特許:
出願人引用 (1件)

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