特許
J-GLOBAL ID:201003056058382428

鍵盤装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 別役 重尚 ,  村松 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-008041
公開番号(公開出願番号):特開2010-113369
出願日: 2010年01月18日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】白鍵と黒鍵との間のタッチ感触の良好なバランスを確保すると共に、奥行き方向をコンパクトにし、さらにタッチの重さのキースケーリングを容易に実現する。【解決手段】白鍵20、黒鍵40に対応する質量体50W、50Bの下側係合片53W、53B、及び後端部52W、52Bは、それぞれ、前後方向における位置が同一である。互いに隣接する回動軸14Wと回動軸14Bとの位置関係でみれば、質量体50Bの回動軸14Bは、質量体50Wの回動軸14Wよりも後方に位置し、下側係合片53Bと回動軸14Bとの距離は、下側係合片53Wと回動軸14Wとの距離よりも長い。下側係合片53W、下側係合片53Bのそれぞれ、回動軸14W、回動軸14Bのそれぞれについて、高音側のものほど後方に位置する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
支持部材と、 駆動部を有し、基端部において各々回動自在に前記支持部材に配設された、複数の白鍵及び複数の黒鍵から成る複数の鍵と、 前記支持部材に固定的に設けられ、各々の位置が不動である複数の回動支点部と、 前記複数の各回動支点部に対応して組み付けられ、該回動支点部に対し一端側に前記鍵の駆動部が係合される被駆動部を有すると共に他端側に質量部を有し、対応する回動支点部を中心に各々回動自在に配設された、前記各白鍵に対応する白鍵対応質量体及び前記各黒鍵に対応する黒鍵対応質量体から成る複数の質量体とを有し、 前記各鍵の回動に応じて、前記各鍵の駆動部により対応する質量体の被駆動部が駆動されて、該対応する質量体が対応する回動支点部を中心に回動するように構成された鍵盤装置であって、 前記複数の白鍵対応質量体及び前記複数の黒鍵対応質量体のそれぞれについて、各質量体における被駆動部の位置が、高音側の質量体ほど、より前記他端側寄りに位置し、 互いに隣接する黒鍵対応質量体と白鍵対応質量体との関係において、前記黒鍵対応質量体における前記被駆動部と前記回動支点部との距離が、前記白鍵対応質量体における前記被駆動部と前記回動支点部との距離よりも長く、 互いに隣接する黒鍵対応質量体と白鍵対応質量体との関係において、前記黒鍵対応質量体に対応する回動支点部は、前後方向の位置が、前記白鍵対応質量体に対応する回動支点部に対して前記他端側寄りであり、 前記複数の白鍵対応質量体及び前記複数の黒鍵対応質量体のそれぞれについて、各質量体における回動支点部の位置が、高音側の質量体ほど、より前記他端側寄りに位置することを特徴とする鍵盤装置。
IPC (2件):
G10B 3/12 ,  G10H 1/34
FI (3件):
G10B3/12 J ,  G10H1/34 ,  G10B3/12 B
Fターム (3件):
5D378CC62 ,  5D378DD02 ,  5D378EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 鍵盤装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-122880   出願人:ヤマハ株式会社

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