特許
J-GLOBAL ID:201003056367767644

液晶表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-332933
公開番号(公開出願番号):特開2010-152258
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】ポリマーと複合することなく、液晶組成物単独で安定して電圧非印加時に透明状態を示し、電圧印加時に可逆的に光散乱状態を示す液晶光学素子を得る。【解決手段】 ネマティック液晶と、旋光性の方向が互いに異なる少なくとも2種の非硬化性光学活性物質とを含有し、前記ネマティック液晶は、絶対値が1を超える誘電率異方性を有し、前記光学活性物質のうち少なくとも1種が、符号は前記ネマティック液晶と異なり、かつ、絶対値が1より大きい誘電率異方性を有し、前記光学活性物質のうち他方の旋光性を有する光学活性物質は、その誘電率異方性の絶対値が前記光学活性物質の誘電異方性の絶対値より1以上小さいか、または、前記ネマティック液晶と同方向の誘電異方性を有し、液晶組成物全体としての誘電率異方性の絶対値が1以下、または、その誘電率異方性の符号がネマティック液晶と等しいことを特徴とする液晶組成物を、少なくとも一方の前記電極つき基板の対向面側に液晶層を配向させる手段を備えた前記基板間に挟持させた構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ネマティック液晶と、旋光性の方向が互いに異なる少なくとも2種の光学活性物質とを含有する液晶組成物であって、 (a)ネマティック液晶は、絶対値が1を超える誘電率異方性を有し、 (b)前記光学活性物質のうち一方の旋光性を有する光学活性物質の少なくとも1種は、その誘電率異方性の絶対値が1を超え、かつ、その誘電率異方性の符号はネマティック液晶と異なる誘電率異方性を有し、 (c)前記光学活性物質のうち他方の旋光性を有する光学活性物質の少なくとも1種は、その誘電率異方性の絶対値が前記(b)の光学活性物質の誘電異方性の絶対値より1以上小さいか、または、前記ネマティック液晶と同方向の誘電率異方性を有し、 (d)液晶組成物は、全体としてネマティック相を示し、その誘電率異方性の絶対値が1以下、または、その誘電率異方性の符号がネマティック液晶と等しい ことを特徴とする、液晶組成物。
IPC (3件):
G02F 1/139 ,  G02F 1/13 ,  G02F 1/133
FI (3件):
G02F1/139 ,  G02F1/13 505 ,  G02F1/1339 505
Fターム (15件):
2H088EA34 ,  2H088GA02 ,  2H088GA11 ,  2H088GA17 ,  2H088HA03 ,  2H088KA14 ,  2H088KA27 ,  2H189EA03Y ,  2H189EA04Y ,  2H189FA25 ,  2H189HA12 ,  2H189HA16 ,  2H189JA05 ,  2H189KA10 ,  2H189KA17
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 米国特許第3322485号明細書
  • 米国特許第5188760号明細書
  • 米国特許第5437811号明細書
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