特許
J-GLOBAL ID:201003056817406744

光学式身体紋撮像による個人の識別のための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  澤田 達也 ,  大串 賢
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-553192
公開番号(公開出願番号):特表2010-521206
出願日: 2008年03月13日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
本発明は、身体紋画像、及び、皮下の静脈網の撮像により個人を識別する装置に関し、本装置はプリズム光学素子(16)を備え、プリズム光学素子(16)は、身体の部位(1)の付加のための大きい面(17)と、全反射で大きい面を照明する第1の照明手段(7)により発せられる第1の波長を有する第1の放射光を受ける第1の傾斜側面(19)と、身体紋の画像を運ぶ第1の放射光の反射光を受ける第1のセンサー(6a)に面する第2の傾斜側面(20)と、付加領域に垂直であり、身体の部位(1)に浸透する第2の照明手段(8)により発せられる第2の波長を有する第2の放射光を受け、下層の静脈網の画像を運ぶ第2の放射光の反射光を受ける第2のセンサー(6b)に面する小さい面(18)とを有する。
請求項(抜粋):
個人の身体の部位(1)の身体紋、特に、指紋の記録により個人を識別するシステムであって、 前記システムは、個人の身体の前記部位(1)から身体紋、特に、指紋の画像を光学式に撮像する手段と、個人の身体の前記部位(1)にあり、前記身体紋の下にある静脈網の少なくとも一部の画像を光学式に撮像する手段とを備え、 前記システムは、2つの別個の波長を有する2つの放射光をそれぞれ含む2つの光線(10、12)をそれぞれ発することができる2つの照明手段(7、8)と、それぞれの波長に関して2つの画像を撮像できる検知手段(6a、6b)とを備える、システムにおいて、 前記システムは、 -大きい面(17)を有し、少なくともその一部は、個人の身体の部位(1)の付加のための付加領域(4)から成るプリズム光学素子(16)と、 -第1の波長を有する第1の放射光を発することができ、前記プリズム光学素子(16)の第1の傾斜側面(19)の向かい側に配置され、第1の照明手段により発せられる前記第1の放射光が、全反射のできる入射角で前記付加領域に到達するため、前記プリズム光学素子を貫通するようにされた第1の照明手段(7)と、 -前記第1の傾斜側面(19)の反対側である前記プリズム光学素子(16)の第2の傾斜側面(20)の向かい側に配置され、前記プリズム光学素子の前記大きい面により反射され、個人の身体の部位が前記付加領域に当てられる際に、身体紋の画像を運ぶ前記第1の放射光を受光する、前記第1の放射光に対する感受性のある第1のセンサー(6a)と、 -第2の波長を有する第2の放射光を発することができ、前記プリズム光学素子の小さい面の向かい側に配置された第2の照明手段であって、前記第2の照明手段(8)により発せられる第2の放射光が、前記付加領域(4)に到達するため、前記プリズム光学素子を貫通し、個人の身体の部位(1)が前記付加領域に当てられる際に、実質的に前記付加領域に垂直であり、身体の部位(1)に浸透する第2の照明手段(8)と、 -前記プリズム光学素子の前記小さい面の向かい側に配置され、個人の身体の部位(1)が前記付加領域(4)に当てられる際に、下層の静脈網の少なくとも一部の画像を運ぶ、反射された第2の放射光を受光する、前記第2の放射光に対する感受性のある第2のセンサー(6b)とを、備えることを特徴とする、システム。
IPC (3件):
A61B 5/117 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/00
FI (4件):
A61B5/10 322 ,  G06T1/00 400G ,  G06T7/00 530 ,  G06T7/00 510B
Fターム (26件):
4C038FF01 ,  4C038FF05 ,  4C038FG01 ,  5B043AA09 ,  5B043AA10 ,  5B043BA02 ,  5B043BA03 ,  5B043DA05 ,  5B043EA05 ,  5B043FA07 ,  5B043GA02 ,  5B043GA13 ,  5B043GA17 ,  5B047AA23 ,  5B047AA25 ,  5B047AB04 ,  5B047BA02 ,  5B047BB04 ,  5B047BC04 ,  5B047BC05 ,  5B047BC07 ,  5B047BC11 ,  5B047BC12 ,  5B047BC14 ,  5B047CB22 ,  5B047CB23

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