特許

J-GLOBAL ID：201003057644682755

延伸光学フィルムの製造方法

発明者： 森田 崇
出願人/特許権者： 日本ゼオン株式会社
代理人 (1件)： 酒井 宏明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-020724
公開番号（公開出願番号）：特開2010-173261
出願日： 2009年01月30日
公開日（公表日）： 2010年08月12日
要約：

【課題】フィルムの延長方向に対して傾斜した遅相軸を有し、且つ厚み及び光学特性のバラツキが少ない延伸光学フィルムを効率的に製造する方法を提供する。【解決手段】長尺状の延伸前フィルムの両端部をそれぞれ把持する、把持子X1および把持子Y1からなる一対の把持部を備える延伸機を用いて、前記把持子X1の移動距離と前記把持子Y1の移動距離に基づいて、前記延伸前フィルムを斜め延伸することにより、その長手方向に対して0°を超え90°未満の角度に遅相軸を有する長尺状の延伸光学フィルムを製造する、延伸光学フィルムの製造方法であって、前記延伸前フィルムを斜め延伸する工程を含み、前記延伸前フィルムの総厚み又は前記延伸前フィルムを構成する層のうち少なくとも一層の厚みが、前記把持子X1に把持される側が前記把持子Y1に把持される側より厚い、幅方向の厚み勾配を有する、延伸光学フィルムの製造方法。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

長尺状の延伸前フィルムの両端部をそれぞれ把持する、把持子X1および把持子Y1からなる一対の把持部を備える延伸機を用いて、前記把持子X1の移動距離と前記把持子Y1の移動距離に基づいて、前記延伸前フィルムを斜め延伸することにより、その長手方向に対して0°を超え90°未満の角度に遅相軸を有する長尺状の延伸光学フィルムを製造する、延伸光学フィルムの製造方法であって、 前記延伸前フィルムを、前記延伸機に連続的に供給する工程(A)と、 前記延伸前フィルムの端部を前記把持子X1およびY1でそれぞれ把持する工程(B)と、 前記把持子X1およびY1を移動させることにより前記延伸前フィルムを延伸する工程であって、延伸時における前記把持子X1の移動距離が、延伸時における前記把持子Y1の移動距離より長くなるように斜め延伸する工程(C)と を含み、 前記延伸前フィルムの総厚み又は前記延伸前フィルムを構成する層のうち少なくとも一層の厚みが、前記把持子X1に把持される側が前記把持子Y1に把持される側より厚い、幅方向の厚み勾配を有する、延伸光学フィルムの製造方法。

IPC (3件)：

B29C 55/04 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/133

FI (3件)：

B29C55/04 ,  G02B5/30 ,  G02F1/13363

Fターム (29件)：

2H149AA02 ,  2H149AB02 ,  2H149AB26 ,  2H149BA02 ,  2H149DA02 ,  2H149DA12 ,  2H149DB33 ,  2H149EA02 ,  2H149EA19 ,  2H149FA06Y ,  2H149FA08Y ,  2H191FA30X ,  2H191FA30Z ,  2H191FC09 ,  2H191FC41 ,  2H191LA13 ,  4F210AG01 ,  4F210AG03 ,  4F210AH73 ,  4F210AR07 ,  4F210QA02 ,  4F210QC01 ,  4F210QC09 ,  4F210QC20 ,  4F210QD25 ,  4F210QG01 ,  4F210QG15 ,  4F210QG18 ,  4F210QL20