特許
J-GLOBAL ID:201003057775773292

第三高調波に基づく光ファイバー光源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-551697
公開番号(公開出願番号):特表2010-520499
出願日: 2008年02月26日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
第三高調波の発生を通して光を発生する、光ファイバーをベースにした光源。光源は波長λPの基本モードを有するポンプ光を供給するポンプ光源を備えている。また、光源はポンプ光源に光学的に接続された光ファイバーも備えている。光ファイバー・コアの屈折率プロファイルが(i)相対屈折率値Δ1を有する中央領域、(ii)中央領域を直接包囲し、相対屈折率値Δ2を有する第1環状領域、および(iii)第1環状領域を直接包囲し、相対屈折率値Δ3を有する第2環状領域を有している。光ファイバーは、条件Δ2<Δ1、Δ2<Δ3、および最大値{Δ1、Δ3}-Δ2>1.2%を満足する。ポンプ光により、波長λTH=(1/3)λPの高次モードを有する第三高調波光が発生し光ファイバーの出射端から出射される。ポンプ光の基本モードと第三高調波光の高次モードとが光ファイバーの長さにわたって重複することにより、1%以上の変換効率が得られる。
請求項(抜粋):
第三高調波の発生を通して光を発生する、光ファイバーをベースにした光源であって、 波長λPの基本モードを有するポンプ光を供給するポンプ光源と 入射端、出射端、長さL、および中心線の周囲に形成され屈折率プロファイル(Δ(%))を有するコアを備え、前記入射端が前記ポンプ光源に光学的に接続されて成る光ファイバーと から成る光源において、 前記コアの屈折率プロファイルが、(i)中心線を中心とし、相対屈折率値Δ1および外半径r1を有する中央領域、(ii)該中央領域を直接包囲し、相対屈折率値Δ2、内半径r1、および外半径r2を有する第1環状領域、および(iii)該第1環状領域を直接包囲し、相対屈折率値Δ3、内半径r2、および外半径r3を有する第2環状領域を有し、 Δ2<Δ1、Δ2<Δ3、および最大値{Δ1、Δ3}-Δ2>1.2%であり、 前記ポンプ光により、波長λTH=(1/3)λPの高次モードを有する第三高調波光が発生し前記光ファイバーの出射端から出射されるとき、前記ポンプ光の基本モードと前記第三高調波光の高次モードとが前記光ファイバーの長さLにわたって重複することにより、1%以上の前記ポンプ光から前記第三高調波光への変換効率が得られる ことを特徴とする光源。
IPC (2件):
G02F 1/383 ,  G02B 6/036
FI (2件):
G02F1/383 ,  G02B6/22
Fターム (21件):
2H150AB03 ,  2H150AB04 ,  2H150AB05 ,  2H150AB10 ,  2H150AD04 ,  2H150AD12 ,  2H150AD15 ,  2H150AD16 ,  2H150AD18 ,  2H150AD23 ,  2H150AH15 ,  2H150AH31 ,  2H150AH50 ,  2K002AA02 ,  2K002AB12 ,  2K002BA01 ,  2K002CA15 ,  2K002DA10 ,  2K002FA15 ,  2K002GA10 ,  2K002HA32

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