特許
J-GLOBAL ID:201003057849132367

有機リン酸カルシウム前駆体及びリン酸カルシウム粉末、セラミックス構造体およびこれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-133516
公開番号(公開出願番号):特開2010-280583
出願日: 2009年06月02日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】リン酸カルシウムの合成において従来の錯体重合法では、前駆体製造時に重合剤や錯化剤をはじめとする有機化合物を多量に用いるため、前駆体は非常に安定な構造をとる。よって、当該前駆体を用いてリン酸カルシウムを合成する場合、前駆体を高温で熱分解しなければならない。また当該前駆体の焼成により得られる粉体は凝集しやすく、基板へのコーティング時に被覆するリン酸カルシウム膜は緻密とならない。また、有機溶媒を熱分解する際に排出する多量の二酸化炭素の環境への負荷も無視できない。【解決手段】ホスホノ酸基およびカルボシキル基をもつリンを含むキレート化剤とカルシウムイオンを含むカルシウム化合物とをリンに対するカルシウムのモル比が1.50〜1.67となるように溶媒中で反応させることで有機リン酸カルシウム前駆体を製造する有機リン酸カルシウム前駆体の製造方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ホスホノ酸基およびカルボシキル基をもつリンを含むキレート化剤とカルシウムイオンを含むカルシウム化合物とをリンに対するカルシウムのモル比が1.50〜1.67となるように溶媒中で反応させることで有機リン酸カルシウム前駆体を製造する有機リン酸カルシウム前駆体の製造方法。
IPC (2件):
C07F 9/38 ,  C01B 25/32
FI (3件):
C07F9/38 D ,  C01B25/32 B ,  C01B25/32 M
Fターム (12件):
4H048AA01 ,  4H048AA02 ,  4H048AB84 ,  4H048AC90 ,  4H048VA20 ,  4H048VA45 ,  4H048VB10 ,  4H050AA01 ,  4H050AA02 ,  4H050AB84 ,  4H050AC90 ,  4H050BE90
引用特許:
審査官引用 (2件)

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