特許
J-GLOBAL ID:201003057960413251
波形鋼板耐震壁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-203952
公開番号(公開出願番号):特開2010-037868
出願日: 2008年08月07日
公開日(公表日): 2010年02月18日
要約:
【課題】交通や風等による微振動を低減できる波形鋼板耐震壁を提供することを目的とする。【解決手段】波形鋼板22には、縦フランジ28、30が存在しない非補剛領域22B、22Cが設けられている。この非補剛領域22B、22Cは、他の波形鋼板22の領域22Aに比べて鉛直剛性が小さい。そのため、波形鋼板22のせん断変形により生じるせん断力の鉛直成分によって非補剛領域22B、22Cが上下方向に伸縮し、取付プレート46に対して縦フランジ28、30が上下方向に相対変位する。これにより、縦フランジ28、30と取付プレート46との間に設けられた粘弾性体56がせん断変形して、振動エネルギーを吸収する。このように、粘弾性体56によって波形鋼板耐震壁10に減衰を付与することで、風荷重や交通振動による微振動を低減することができ、波形鋼板耐震壁10が設置された建物の環境性能を向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
架構を構成する上下の水平部材の間に折り筋を横にして配置された波形鋼板と、
前記波形鋼板の上下の端部に設けられ、上下の前記水平部材に取り付けられる横フランジと、
前記波形鋼板の左右の端部に設けられた縦フランジと、
前記波形鋼板に設けられ、該波形鋼板の左右の端部に前記縦フランジが存在しない非補剛領域と、
前記架構に取り付けられた取付部材と、
前記取付部材と前記縦フランジとの間に上下方向にせん断変形可能に設けられた粘弾性体と、
前記取付部材と前記縦フランジとの間に設けられ、前記取付部材と前記縦フランジとの上下方向の相対変位を所定位置で止めるストッパー手段と、
を備える波形鋼板耐震壁。
IPC (5件):
E04B 2/56
, E04C 2/32
, E04H 9/02
, F16F 15/02
, F16F 15/04
FI (7件):
E04B2/56 604G
, E04B2/56 605E
, E04C2/32 G
, E04H9/02 321B
, F16F15/02 S
, F16F15/02 Q
, F16F15/04 A
Fターム (32件):
2E002EB12
, 2E002EC02
, 2E002FA04
, 2E002FB08
, 2E002FB16
, 2E002FB25
, 2E002JA01
, 2E002JA02
, 2E002JB02
, 2E002JB14
, 2E002JB16
, 2E002MA12
, 2E002MA13
, 2E002MA16
, 2E139AA01
, 2E139AA05
, 2E139AA17
, 2E139AC19
, 2E139AC26
, 2E139BA06
, 2E139BC06
, 2E139BD22
, 2E162BA02
, 2E162BB07
, 2E162CB02
, 3J048AA02
, 3J048AB01
, 3J048AC05
, 3J048AD05
, 3J048BA17
, 3J048BD08
, 3J048EA38
引用特許:
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