金属PPキャップ用ライナー樹脂組成物

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：岡本利郎 , 友松英爾 , 油木肇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-037861
公開番号（公開出願番号）：特開2010-189601
出願日： 2009年02月20日
公開日（公表日）： 2010年09月02日
要約：

【課題】射出成形加工性が良く、ワックスフロート現象を発生せず、125°Cで30分間のレトルト殺菌に耐える耐熱性と耐衝撃性をもち、熱変形、熱収縮に起因する漏洩、落下に起因する漏洩もなく、かつ開栓性も良好なうえ、ガスバリア性が良好な金属PPキャップ用ライナー樹脂組成物の提供。【解決手段】(イ)230°Cで荷重が21.18N(2.16kgf)荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0(すなわちこの条件では流動しない)である水素添加スチレン/イソプレン系エラストマーを10〜30重量%、(ロ)結晶性ポリプロピレンの存在下で末端にアルケニル基を有するイソブチレン系重合体をヒドロシリル基含有化合物により動的に架橋した組成物からなるポリイソブチレン系エラストマーを12〜50重量%、(ハ)ポリプロピレン系樹脂を10〜20重量%、(ニ)流動パラフィンを20〜40重量%、(ホ)(i)シリコーンオイルおよび(ii)アミドワックスよりなる滑剤を前記(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の合計量100重量部に対して3〜15重量部、を含む金属PPキャップ用ライナー樹脂組成物。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

(イ)230°Cで荷重が21.18N(2.16kgf)荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0(すなわちこの条件では流動しない)である水素添加スチレン/イソプレン系エラストマーを10〜30重量% (ロ)結晶性ポリプロピレンの存在下で末端にアルケニル基を有するイソブチレン系重合体をヒドロシリル基含有化合物により動的に架橋した組成物からなるポリイソブチレン系エラストマーを12〜50重量% (ハ)ポリプロピレン系樹脂を10〜20重量% (ニ)流動パラフィンを20〜40重量% (ホ)(i)シリコーンオイルおよび(ii)アミドワックスよりなる滑剤を前記(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の合計量100重量部に対して3〜15重量部を含む金属PPキャップ用ライナー樹脂組成物。

IPC (7件)：

C08L 23/26 , C08L 15/00 , C08L 23/10 , C08K 5/01 , C08L 83/04 , C08K 5/20 , B65D 53/02

FI (7件)：

C08L23/26 , C08L15/00 , C08L23/10 , C08K5/01 , C08L83/04 , C08K5/20 , B65D53/02

Fターム (34件)：

3E084AA04 , 3E084AA12 , 3E084AA22 , 3E084AB01 , 3E084BA01 , 3E084CA01 , 3E084CB10 , 3E084CC01 , 3E084DA01 , 3E084DB12 , 3E084DC01 , 3E084FB01 , 3E084GA01 , 3E084GB01 , 3E084HB03 , 3E084HC03 , 3E084HD01 , 3E084KA12 , 3E084LA17 , 3E084LB02 , 3E084LD01 , 4J002AC11W , 4J002BB12Y , 4J002BB14Y , 4J002BB15Y , 4J002BB20X , 4J002CP03Z , 4J002EA016 , 4J002EP017 , 4J002EP027 , 4J002FD026 , 4J002FD17Z , 4J002FD177 , 4J002GG01

引用特許：

審査官引用 (3件)

金属PPキャップの射出成形に用いるライナー材用樹脂組成物およびライナー付金属PPキャップ
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-250939 出願人：大和製罐株式会社, 株式会社日本化学研究所
耐熱性金属PPキャップ用ライナー付キャップの製法
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-347262 出願人：大和製罐株式会社, 株式会社日本化学研究所
キャップライナー用組成物
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-279080 出願人：株式会社カネカ

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