特許
J-GLOBAL ID:201003060822234258
ブレードラバーの製造方法およびワイパブレード
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
筒井 大和
, 小塚 善高
, 筒井 章子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-188547
公開番号(公開出願番号):特開2010-023710
出願日: 2008年07月22日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】払拭性に優れ、かつセミドライ状態での摩擦上昇を抑制可能なブレードラバーを製造できるようにする。【解決手段】成形した一対のブレードラバー成形体に照射処理を行い生成したラジカル活性点を起点としてグラフト重合により性質の異なる2種類以上のモノマーを結合させる。また、性質の異なる2種類以上のモノマーは、ラジカル活性点の生成の前後いずれかで、ブレードラバー表面にモノマーを付着させる。性質の異なる2種類以上のモノマーとして疎水性モノマーと親水性モノマーとを用いると、疎水性モノマーにより疎水化処理を行うとともに、親水性モノマーにより親水化処理を行うことができる。これにより、製造されたブレードラバーは、ウエット状態ではウインドガラスとの密着性が向上して優れた払拭性が得られ、セミドライ状態では摩擦上昇を抑制できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
断面矩形に形成されたヘッド部と、車両のウインドガラスの面上に接するリップ部と、前記ヘッド部と前記リップ部を結合するネック部とを有するブレードラバーの製造方法であって、
前記ブレードラバーを成形する工程と、
成形された前記ブレードラバーの少なくとも前記リップ部に性質の異なる2種類以上のモノマーを付着する工程と、
前記性質の異なる2種類以上のモノマーが付着された部分に照射処理をして当該部分の表面にラジカル活性点を生成する工程と、
生成された前記ラジカル活性点にグラフト重合により前記性質の異なる2種類以上のモノマーを結合させる工程と、
を有することを特徴とするブレードラバーの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
3D025AA01
, 3D025AC01
, 3D025AD02
, 3D025AE09
, 3D025AE11
, 3D025AE12
, 3D025AE26
, 3D025AE29
, 3D025AE31
, 4F073AA01
, 4F073BA09
, 4F073BB01
, 4F073BB08
, 4F073CA42
, 4F073FA03
引用特許:
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