特許
J-GLOBAL ID:201003061213070660

量子情報処理装置および量子情報処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (21件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  風間 鉄也 ,  勝村 紘 ,  河井 将次 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-221468
公開番号(公開出願番号):特開2010-054937
出願日: 2008年08月29日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】大きな読み出し信号を得、量子ビット数が拡張性に富む。【解決手段】3つの異なる状態|0>、|1>、|e>を有し、かつ|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の均一幅がそれぞれ第1幅、第2幅である物理系を複数含む光導波路103を複数個有し、互いに隣接する光導波路で、第1光導波路中の第1物理系が|0>または|1>にある場合には第2光導波路中の第2物理系の|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の遷移角周波数がそれぞれω0eおよびω1eであり、第1物理系が|e>にある場合には第2物理系の|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の遷移角周波数がそれぞれω0e+Δ1、ω1e+Δ2であり、第1光導波路と第2光導波路との距離はΔ1およびΔ2がいずれも第1幅および第2幅よりも大きくなる距離であり、かつ第1光導波路を通過する光が第2物理系の状態を変化させない距離である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
3つの異なるエネルギー状態|0>、|1>、|e>を有し、かつ|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の均一幅がそれぞれΔ0e,homo、Δ1e,homoである物理系を複数含む光導波路であって、|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移に共鳴する光を通過させる光導波路を複数個有する光導波路部と、 角周波数ω0e、ω1eの光を発生する光源部と、 前記角周波数ω0e、ω1eの光の周波数と強度とを制御して制御光を生成する光制御部と、 前記制御光をそれぞれの前記光導波路に導入する光導入部と、 それぞれの前記光導波路を通過してきた通過光を取り出す光出力部と、 前記通過光の強度を測定する光強度測定部と、を具備し、 前記光導波路部に含まれる第1光導波路および第2光導波路で該第1光導波路と該第2光導波路は互いに隣接していて、該第1光導波路中の第1物理系が状態|0>または状態|1>にある場合には該第2光導波路中の第2物理系の|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の遷移角周波数がそれぞれω0eおよびω1eであり、該第1物理系が状態|e>にある場合には該第2物理系の|0>-|e>間遷移および|1>-|e>間遷移の遷移角周波数がそれぞれω0e+Δωoe、ω1e+Δω1eであり、該第1光導波路と該第2光導波路との距離は、ΔωoeおよびΔω1eがいずれもΔ0e,homoおよびΔ1e,homoよりも大きくなる距離であり、かつ、該第1光導波路を通過する光が該第2物理系の状態を変化させない距離であることを特徴とする量子情報処理装置。
IPC (2件):
G02F 3/00 ,  G02F 1/11
FI (2件):
G02F3/00 501 ,  G02F1/11 502
Fターム (14件):
2H079AA04 ,  2H079AA12 ,  2H079BA01 ,  2H079BA03 ,  2H079FA04 ,  2H079GA03 ,  2H079KA11 ,  2H079KA18 ,  2H079KA19 ,  2K002AA03 ,  2K002AB23 ,  2K002CA02 ,  2K002DA06 ,  2K002EA30

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