特許
J-GLOBAL ID:201003062102672226

ハードコートフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岸本 達人 ,  山下 昭彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-307352
公開番号(公開出願番号):特開2010-131771
出願日: 2008年12月02日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】優れた耐擦傷性及び硬度を有するハードコートフィルムを提供する。【解決手段】光透過性基材フィルムの一面側に順に第一のハードコート層、及び第二のハードコート層を設けたハードコートフィルムであって、前記第一層は、平均1次粒径10〜100nmの反応性シリカ微粒子及び第一のバインダーを含む第一の硬化性樹脂組成物の硬化物からなり、第二層は、第二のバインダーを含む第二の硬化性樹脂組成物の硬化物からなり、第一及び第二層はそれぞれ膜厚1〜20μm、2層の膜厚の合計が25μm以下であり、第一層が第二層よりもマルテンス硬度が大きく、層法線方向の荷重を解消したときの回復率は、第二層が第一のハードコート層よりも大きく、且つ第一及び第二層にそれぞれ法線方向の荷重をかけながら、水平に一定速度で切削したときの水平力は、第二層が第一層よりも大きいことを特徴とする、ハードコートフィルム。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光透過性基材フィルムの一面側に当該光透過性基材フィルム側から順に第一のハードコート層、及び第二のハードコート層を設けたハードコートフィルムであって、 前記第一のハードコート層は、粒子表面に反応性官能基aを有する平均1次粒径10〜100nmの反応性シリカ微粒子及び反応性官能基bを有する第一のバインダー成分を含む第一の硬化性樹脂組成物の硬化物からなり、 前記第二のハードコート層は、反応性官能基cを有する第二のバインダー成分を含む第二の硬化性樹脂組成物の硬化物からなり、 前記反応性官能基a、b、並びにcは、それぞれ、同種及び異種の反応性官能基間での架橋反応性を有し、 前記第一及び第二のハードコート層は、それぞれ、膜厚1〜20μmであり、且つ第一及び第二のハードコート層の膜厚の合計が25μm以下であり、 前記第一及び第二のハードコート層にそれぞれ、当該層に対する法線方向の荷重をかけたとき、当該荷重によるマルテンス硬度は、前記第一のハードコート層が第二のハードコート層よりも大きく、 前記法線方向の荷重を解消したときの押込深さの回復率は、前記第二のハードコート層が前記第一のハードコート層よりも大きく、且つ、 前記第一及び第二のハードコート層にそれぞれ、法線方向の荷重をかけながら、水平方向に一定速度で当該層を切削したときの水平力は、前記第二のハードコート層が前記第一のハードコート層よりも大きいことを特徴とする、ハードコートフィルム。
IPC (3件):
B32B 27/20 ,  G02B 1/11 ,  C08J 7/04
FI (4件):
B32B27/20 Z ,  G02B1/10 A ,  C08J7/04 K ,  C08J7/04
Fターム (39件):
2K009AA02 ,  2K009AA15 ,  2K009CC03 ,  2K009CC09 ,  2K009CC24 ,  2K009DD02 ,  4F006AA02 ,  4F006AA12 ,  4F006AA22 ,  4F006AA35 ,  4F006AA36 ,  4F006AB43 ,  4F006AB64 ,  4F006AB74 ,  4F006AB76 ,  4F006BA02 ,  4F006BA14 ,  4F006CA05 ,  4F006DA04 ,  4F006EA03 ,  4F006EA05 ,  4F100AA20B ,  4F100AK01B ,  4F100AK01C ,  4F100AK25 ,  4F100AT00A ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100CC02B ,  4F100CC02C ,  4F100CC03B ,  4F100CC03C ,  4F100GB41 ,  4F100JK12B ,  4F100JK12C ,  4F100JK14 ,  4F100JN01A ,  4F100JN06 ,  4F100JN30
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
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