特許
J-GLOBAL ID:201003063236500274

海底下地層貯留における漏洩二酸化炭素のモニタリング方法及びそのモニタリングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-105648
公開番号(公開出願番号):特開2010-197368
出願日: 2009年04月23日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】海底下地層貯留した貯留二酸化炭素が海底から漏洩していることを効率よく検出することができる海底下地層貯留における漏洩二酸化炭素のモニタリング方法及びそのモニタリングシステムを提供する。【解決手段】各海中音響装置10から送信された音が他の海中音響装置10に受信されるように各海中音響装置10を海底に設置し、海中音響装置10による音の送受信の情報に基づいて海水密度の変化が生じている第1の領域で海底下地層から海中に貯留二酸化炭素が漏洩していると推定し、第1の領域で無索潜水機30により貯留二酸化炭素が漏洩している第2の領域を特定し、第2の領域で有索潜水機40により貯留二酸化炭素が漏洩している箇所を特定する。その貯留二酸化炭素が漏洩している箇所において、定期的又は/及び継続的に漏洩二酸化炭素の状況を測定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
海底の複数の箇所間での音の送受信の情報に基づいて海水密度の変化が生じている第1の領域を特定し、当該第1の領域で海底下地層に貯留された貯留二酸化炭素が海中に漏洩していると推定し、 二酸化炭素の測定手段を備えて無索で自律運航する無索水中移動手段を前記第1の領域に移動させ、前記測定手段の測定結果に基づいて、前記第1の領域のうち、貯留二酸化炭素が海中に漏洩したものである漏洩二酸化炭素が検出された領域を第2の領域として限定し、 前記測定手段を備えて有索で運航する有索水中移動手段を前記第2の領域に移動させ、前記測定手段の測定結果に基づいて、前記第2の領域のうち漏洩二酸化炭素が検出された領域を貯留二酸化炭素の漏洩箇所として特定する ことを特徴とする海底下地層貯留における漏洩二酸化炭素のモニタリング方法。
IPC (3件):
G01V 9/00 ,  G01D 21/00 ,  B01J 19/00
FI (3件):
G01V9/00 A ,  G01D21/00 C ,  B01J19/00 A
Fターム (14件):
2F076BA01 ,  2F076BB11 ,  2F076BD12 ,  2F076BD13 ,  2F076BE01 ,  2F076BE04 ,  2F076BE05 ,  2F076BE16 ,  2F076BE18 ,  2F076BE19 ,  4G075AA04 ,  4G075AA65 ,  4G075CA74 ,  4G075DA02

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