特許
J-GLOBAL ID:201003063616957510

高いピーク対平均電力比に起因するマルチ・キャリア変調信号の歪みを低減する方法の動的選択

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 岡部 正夫 ,  加藤 伸晃 ,  岡部 讓 ,  臼井 伸一 ,  越智 隆夫 ,  朝日 伸光 ,  三山 勝巳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-529361
公開番号(公開出願番号):特表2010-504703
出願日: 2007年09月19日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
一実施形態では、アルゴリズムが、直交周波数分割多重(OFDM)信号等のマルチ・キャリア変調信号の歪みを低減する方法を動的に選択する。前記アルゴリズムは、送信機に対して、予約トーン(即ち、周波数)が利用可能である場合は予約トーンを介してピーク対平均電力比(PAPR)低減信号を送信するよう指示する。予約トーンが利用可能でない場合は、前記アルゴリズムは、前記送信機に対して、空きトーンが利用可能である場合は空きトーンを介してPAPR低減シンボルを送信するよう指示する。当該送信機用の前記空きトーンが隣接送信機によって使用されている場合は、干渉低減技法を使用してそれらの隣接送信機との間の干渉を低減することができる。予約トーン及び空きトーンが利用可能でない場合は、前記送信機は、逐次クリッピング・フィルタリング等の代替方法を使用して歪みを低減することができる。別の実施形態では、前記送信機は、それらが利用可能な場合は空きトーンと予約トーンの両方を介してPAPR低減シンボルを送信することができる。
請求項(抜粋):
(i)複数の非予約トーンと、(ii)PAPR低減用に事前に予約されるゼロ又は1つ又は複数の予約トーンとを有する、送信機のマルチ・キャリア変調信号のピーク対平均電力比(PAPR)を低減するコンピュータ実装方法であって、 (a)少なくとも1つの他の非予約トーンがそれ自体にどのようなデータ・シンボルも割り当てられていない空きトーンとなるように、1つ又は複数の非予約トーンに1つ又は複数のデータ・シンボルを割り当てるステップと、 (b)1つ又は複数の空きトーンに1つ又は複数のPAPR低減シンボルを割り当てるステップと、 (c)前記トーン割り当てに基づいて、前記1つ又は複数のデータ・シンボル及び前記1つ又は複数の空きトーンPAPR低減シンボルにマルチ・キャリア変調を適用して、前記マルチ・キャリア変調信号を生成するステップと を含む方法。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04J 1/00
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04J1/00
Fターム (4件):
5K022AA11 ,  5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD21
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • PAPR Reduction for OFDM Transmission by using a method of Tone Reservation and Tone Injection
  • 2006 IEEE INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON SIGNAL PROSESSING AND INFORMATION TECHNOLOGY, 200608, P834-839

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