特許
J-GLOBAL ID:201003063696820560

電磁ブレーキの手動解放機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-288569
公開番号(公開出願番号):特開2010-116935
出願日: 2008年11月11日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
【課題】簡易な構造・操作で電磁ブレーキの手動解放を行うことができ、誤操作・誤作動、異音の発生、振動・接触による部品の破損を防ぐことができる、屋外でも使用可能な無励磁作動形電磁ブレーキの手動解放機構を提供すること。【解決手段】 解放カム10、カム台20、解放アーム30がブレーキカバー80内に内蔵され、挿通孔80aを通じ、ドライバ等の手動解放手段により外部から解放カム10を回動させることにより、解放アーム30の突起部36がアーマチュア40を押圧してブレーキが手動解放される。また、解放カム10をこれと逆方向に約180度回動させてブレーキを作動させることもでき、いずれの場合も、解放カム10及び解放アーム30が各安定位置で保持される。これにより、手動解放機構をブレーキカバー内に収納し、部品の取外しを要することなくブレーキ解放・作動状態の切替えができ、且つ各状態を安定的に維持できるようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ブレーキカバー内に収納された摩擦板、制動板、アーマチュア及びヨークを具えた無励磁作動形電磁ブレーキにおいて、 前記無励磁作動形電磁ブレーキは、前記ブレーキカバー内に、解放カム、該解放カムが取付けられたカム台、及び解放アームを有し、 前記解放アームは、前記アーマチュアに対向して延びる突起部と、前記解放カムと係合するカム孔と、該カム孔と対向する端部に前記ブレーキカバー内に固定された固定部と、該固定部の延長上にL字状に形成された根元部を有し、 前記ブレーキカバーには前記解放カムを回動させるための手動解放手段を挿通させることができる挿通孔が設けられ、 前記挿通孔を通じて前記ブレーキカバーの外部から挿通された手動解放手段により前記解放カムを回動させることにより、前記カム孔を介し前記解放アームを前記固定部を支点として傾動させ、前記突起部が前記アーマチュアを押圧してブレーキが手動解放されることを特徴とする、 無励磁作動形電磁ブレーキの手動解放機構。
IPC (3件):
F16D 65/22 ,  F16D 55/28 ,  F16D 65/27
FI (3件):
F16D65/22 Z ,  F16D55/28 B ,  F16D65/27
Fターム (6件):
3J058AA53 ,  3J058AA78 ,  3J058AA88 ,  3J058BA62 ,  3J058CC72 ,  3J058CC77
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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