特許
J-GLOBAL ID:201003063902593070

音声信号補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-172610
公開番号(公開出願番号):特開2010-016483
出願日: 2008年07月01日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】個人の聴力特性に応じた音楽データの補正を簡易な処理で実現したい。【解決手段】測定部16は、複数の周波数ポイントにて形成されたユーザの聴力の周波数特性を測定する。レベルシフト部18は、理想周波数特性における少なくとも1つの周波数ポイントにおいて、測定した聴力の周波数特性値と理想周波数特性値とが接近するように、聴力の周波数特性値を所定の帯域において一定量レベルシフトする。導出部20は、レベルシフトした聴力の周波数特性値と、理想周波数特性値との差分値を各周波数ポイントにおいて導出した後、各周波数ポイントに対する重み係数によって、各周波数ポイントにおける差分値を重みづけることによって、各周波数ポイントに対する補正係数を導出する。フィルタ部22は、補正係数と、聴力の周波数特性値をレベルシフトする際のレベルシフト量とにもとづいて、音声信号を補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の帯域にわたる複数の周波数ポイントにて形成されたユーザの聴力の周波数特性を測定する測定部と、 前記測定部において測定する聴力の周波数特性に対して理想的な聴力の特性として予め設定された理想周波数特性における少なくとも1つの周波数ポイントにおいて、測定した聴力の周波数特性値と理想周波数特性値とが接近するように、前記聴力の周波数特性値を前記所定の帯域において一定量レベルシフトするレベルシフト部と、 前記レベルシフト部においてレベルシフトした聴力の周波数特性値と、前記理想周波数特性値との差分値を各周波数ポイントにおいて導出した後、各周波数ポイントに対する重み係数によって、各周波数ポイントにおける差分値を重みづけることによって、各周波数ポイントに対する補正係数を導出する導出部と、 前記導出部において導出した各周波数ポイントに対する補正係数と、前記レベルシフト部において聴力の周波数特性値をレベルシフトする際のレベルシフト量とにもとづいて、音声信号を補正する補正部とを備え、 前記測定部は、前記理想周波数特性値よりもレベルの大きな音圧領域において、聴力の周波数特性を測定し、 前記導出部における各周波数ポイントに対する重み係数は、周波数が高くなるとともに大きくなるように規定されていることを特徴とする音声信号補正装置。
IPC (1件):
H04R 3/04
FI (1件):
H04R3/04
Fターム (1件):
5D020CE02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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