特許
J-GLOBAL ID:201003064500527085

車輪用軸受およびこれを備えた車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-078043
公開番号(公開出願番号):特開2010-230079
出願日: 2009年03月27日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】内輪の肉厚の最適化を図って軽量・コンパクト化と低コスト化を図ると共に、軸受の耐久性の向上を図った車輪用軸受およびこれを備えた車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】外方部材10の外径面10bと環状凹部25の繋ぎ部27が外側転走面10aの曲率中心と略同心の円弧状に形成され、当該外方部材10がパイプ材から冷間ローリング加工により略均等な肉厚に形成されると共に、内輪11の内径面11dと肩部28の繋ぎ部29が内側転走面11aの曲率中心と略同心の円弧状に形成され、当該内輪11がパイプ材から冷間ローリング加工により略均等な肉厚に形成され、内側転走面11aの溝底部の肉厚Tmiが外側転走面10aの溝底部の肉厚Tmoよりも大きく(Tmi≧Tmo)、かつ、内輪11の接触角α方向の肉厚Tiが外方部材10の接触角α方向の肉厚Toよりも厚く(Ti≧To)設定されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に径方向内方に突出する環状凸部と、この環状凸部の両側に複列の円弧状の外側転走面と、外周の中央部に環状凹部とがパイプ材から塑性加工により形成された外方部材と、 外周に前記複列の外側転走面に対向する円弧状の内側転走面と、この内側転走面の外径側から軸方向に延びる円筒状の肩部とがパイプ材から塑性加工により形成された一対の内輪と、 これら内輪と前記外方部材の両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列のボールとを備え、 前記外側転走面の曲率半径が前記内側転走面の曲率半径よりも大きく設定されると共に、 前記内輪の小径側端面が突合せ状態で衝合し、背面合せタイプの複列のアンギュラ玉軸受を構成する車輪用軸受において、 前記外方部材の外径面と前記環状凹部の繋ぎ部が前記外側転走面の曲率中心と略同心で所定の曲率半径からなる円弧状に形成され、当該外方部材が略均等な肉厚に設定されると共に、前記内輪の内径面と前記肩部の繋ぎ部が前記内側転走面の曲率中心と略同心の円弧状に形成され、当該内輪が略均等な肉厚に設定され、前記内側転走面の溝底部の肉厚Tmiが前記外側転走面の溝底部の肉厚Tmoよりも大きく(Tmi≧Tmo)なるように設定されていることを特徴とする車輪用軸受。
IPC (7件):
F16C 33/58 ,  B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 33/64 ,  F16C 19/18 ,  F16C 35/063 ,  F16C 25/06
FI (7件):
F16C33/58 ,  B60B35/14 U ,  B60B35/18 A ,  F16C33/64 ,  F16C19/18 ,  F16C35/063 ,  F16C25/06
Fターム (21件):
3J012AB02 ,  3J012BB03 ,  3J012EB14 ,  3J012FB10 ,  3J117CA07 ,  3J117DA01 ,  3J117DA02 ,  3J117DB03 ,  3J117DB07 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA56 ,  3J701EA03 ,  3J701EA04 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03 ,  3J701XB14 ,  3J701XB26

前のページに戻る