特許
J-GLOBAL ID:201003064582892835

暗号鍵生成装置、およびその装置を利用可能な暗号化装置ならびに復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-105254
公開番号(公開出願番号):特開2010-256549
出願日: 2009年04月23日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】ナップザック暗号は現在主流のRSA暗号と比べて暗号化および復号が短時間であり量子計算機によってさらに安全性が危うくなるということはないという利点があるが、解読法が存在する。【解決手段】 緩増加秘密鍵生成部10は、要素の値が単調増加に並んだベクトルであって当該ベクトルの要素を分割数ごとに間引きすることにより得られる分割数個の分割ベクトルが超増加となる緩増加ベクトルを生成する緩増加ベクトル生成部36と、任意の分割ベクトルにおける要素の総和よりも大きな整数を法Mとして生成する法M生成部38と、法Mと互いに素である乗数を生成する乗数生成部40とを含む。また、公開鍵生成部12は、緩増加ベクトルの要素と乗数との積について法Mを法としてモジュラ乗算変換することにより公開鍵ベクトルを生成する公開鍵ベクトル生成部42と、分割数と公開鍵ベクトルとを公開鍵として出力する公開鍵出力部44とを含む。【選択図】図3
請求項(抜粋):
秘密鍵生成部と公開鍵生成部とを含み、 前記秘密鍵生成部は、 ベクトルの要素を分割数ごとに間引きすることにより得られる分割数個の分割ベクトルが超増加となるベクトルを緩増加ベクトルとして生成する緩増加ベクトル生成部と、 各分割ベクトルの要素の総和の最大値よりも大きな整数を法Mとして生成する法M生成部と、 法Mと互いに素である乗数を生成する乗数生成部とを含み、 前記公開鍵生成部は、 緩増加ベクトルの要素と乗数との積について法Mを法としてモジュラ乗算変換することにより公開鍵ベクトルを生成する公開鍵ベクトル生成部と、 分割数と公開鍵ベクトルとを公開鍵として出力する公開鍵出力部とを含むことを特徴とする暗号鍵生成装置。
IPC (2件):
G09C 1/00 ,  H04L 9/08
FI (3件):
G09C1/00 620Z ,  G09C1/00 660G ,  H04L9/00 601C
Fターム (11件):
5J104AA16 ,  5J104AA18 ,  5J104AA32 ,  5J104AA41 ,  5J104EA04 ,  5J104EA08 ,  5J104EA23 ,  5J104JA21 ,  5J104NA02 ,  5J104NA17 ,  5J104NA37

前のページに戻る