特許
J-GLOBAL ID:201003066148243511

空気入りタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-112893
公開番号(公開出願番号):特開2010-260267
出願日: 2009年05月07日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】軽量かつ優れた空気透過防止性能を有するインナー層を有し、ユニフォミティに優れた空気入りタイヤを効率よく製造することができる製造方法を提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー組成物からなるフィルム22の外周側にカーカス材24を配置した円筒状体の幅方向両端部にビードリング25を外嵌した1次成形体を移送保持型の内周面に吸引保持し、剛性内型11を内挿した後、吸引を停止して剛性内型11の外周面に移載し、剛性内型11上でカーカス材24の幅方向両端部をターンナップし、1次成形体の外周面に他のタイヤ構成部材を積層して成形したグリーンタイヤGを剛性内型11とともに加硫金型の内部に配置後、加硫金型を所定温度に加熱し、フィルム22を内周側からインフレートさせてグリーンタイヤGを加硫するとともに、フィルム22をタイヤ内周面に密着接合させてインナー層にする。【選択図】図12
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂にエラストマーをブレンドした熱可塑性エラストマー組成物からなるフィルムの外周側に少なくともカーカス材を配置した円筒状体の幅方向両端部にビードリングを外嵌した1次成形体を成形し、この1次成形体を移送保持型の内周面に吸引保持した状態にして、複数の分割体から構成される円筒状の剛性内型を、この1次成形体に内挿した後、移送保持型による吸引を停止して1次成形体を剛性内型の外周面に移載し、次いで、この剛性内型上で前記カーカス材の幅方向両端部をターンナップするとともに、この1次成形体の外周面に他のタイヤ構成部材を積層してグリーンタイヤを成形し、このグリーンタイヤを剛性内型とともに加硫装置に設置された加硫金型の内部に配置して、前記剛性内型および加硫金型を所定温度に加熱し、前記フィルムを内周側から与圧してインフレートさせてグリーンタイヤを加硫するとともに、このフィルムをタイヤ内周面に密着接合させ、次いで、加硫したタイヤを加硫装置から取り出し、この加硫したタイヤから剛性内型を取り外すことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
IPC (3件):
B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/10
FI (3件):
B29C33/02 ,  B29C35/02 ,  B29D30/10
Fターム (23件):
4F202AA45 ,  4F202AH20 ,  4F202AR02 ,  4F202CA21 ,  4F202CU11 ,  4F202CV19 ,  4F202CY11 ,  4F202CY17 ,  4F203AA45 ,  4F203AB03 ,  4F203AH20 ,  4F203AR02 ,  4F203DA11 ,  4F203DB01 ,  4F203DC02 ,  4F203DL10 ,  4F212AH20 ,  4F212VA02 ,  4F212VD01 ,  4F212VK12 ,  4F212VK32 ,  4F212VP01 ,  4F212VP37

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