特許
J-GLOBAL ID:201003066778547780

導電性高分子を用いた流体搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  鮫島 睦 ,  和田 充夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-017644
公開番号(公開出願番号):特開2010-138911
出願日: 2010年01月29日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】ダイヤフラムの圧力を適正な範囲に保ち流体の吸入吐出の効率を向上可能な流体搬送装置を提供する。【解決手段】流体吸入吐出するポンプの機能を有し流体が内部に満たされるポンプ室と、ポンプ室壁面の一部を構成する筺体部と、電解伸縮を行う導電性高分子膜で形成されポンプ室壁面の一部を構成するダイヤフラムと、内部に含まれた電解液の一部がダイヤフラムに接する電解液室と、ダイヤフラムに電圧を印加する電源と、電解液室の電解液内に位置しかつ内部に気体を含む気泡部で構成する弾性部を備えてダイヤフラムに対する圧力を維持する圧力維持部とを備える。【選択図】図18
請求項(抜粋):
流体を吸入及び吐出する、導電性高分子を用いた流体搬送装置であって、 前記流体が内部に満たされるポンプ室と、 前記ポンプ室が内部に形成されかつ前記ポンプ室の壁面の一部を構成する筺体部と、 前記筺体部内に支持されて一部分もしくは全部分が電解伸縮を行う導電性高分子膜で形 成されて、前記筺体部と共に前記ポンプ室の壁面を構成するダイヤフラムと、 前記筺体部に配置されかつ前記ポンプ室において前記流体の吐出及び吸入を行うための 開口部と、 前記筺体部と前記ダイヤフラムとで囲まれかつ内部に電解液を含み、その電解液の一部 が前記ダイヤフラムと接する電解液室と、 前記導電性高分子膜に電圧を印加するための電源と、 前記導電性高分子膜と前記電源とを電気的に接続する配線部と、 前記電解液室の電解液内に位置し、かつ、内部に気体を含む気泡部により、前記ダイヤフラムに作用する圧力を所定範囲内に維持する圧力維持部とを備え、 前記圧力維持部は、前記電解液室の前記電解液内に位置し、かつ、内部に気体を含む前記気泡部で構成する弾性部を備え、前記弾性部の弾性力によって前記電解液と前記電解液以外の部分との界面を変形することによって、前記電解液室内の電解液と前記ポンプ室内の前記流体とにより前記ダイヤフラムに作用する圧力を所定範囲内に維持する圧力維持部とを備え、 前記気泡部の体積は、前記ダイヤフラムが1回伸縮する場合の流体搬送装置の吐出量の10%以上の大きさであるとともに、前記電解液室の体積の20%以下である、導電性高分子を用いた流体搬送装置。
IPC (3件):
F04B 43/04 ,  F04B 43/02 ,  F04B 43/06
FI (4件):
F04B43/04 Z ,  F04B43/02 B ,  F04B43/06 B ,  F04B43/06 A
Fターム (16件):
3H077AA02 ,  3H077AA08 ,  3H077BB10 ,  3H077CC02 ,  3H077CC09 ,  3H077DD06 ,  3H077EE02 ,  3H077FF02 ,  3H077FF07 ,  3H077FF08 ,  3H077FF10 ,  3H077FF12 ,  3H077FF36 ,  5H027AA08 ,  5H027KK21 ,  5H027MM09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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