特許
J-GLOBAL ID:201003068154808736

蒸気圧縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  前田 厚司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-239475
公開番号(公開出願番号):特開2010-133696
出願日: 2009年10月16日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】圧縮機の過剰な温度上昇を防止でき、圧縮機の出力を蒸気エネルギーとして最大限に利用可能な蒸気圧縮装置を提供する。【解決手段】作用空間に吸い込んだ気相の対象流体である蒸気を圧縮して、所定の吐出圧力Pdの吐出配管8に吐出する容積式の圧縮機7と、圧縮機7の作用空間または吸い込み部に、液相の対象流体を導入する液導入手段と、吐出配管8に設けられ、圧縮機7が吐出した対象流体から液相分を分離するドレンセパレータ9とを有する蒸気圧縮装置1において、液導入手段は、圧縮機7が対象流体に与えるエネルギーの内、圧縮機7が吸い込んだ気相の対象流体が吐出圧力に昇圧するために消費して残る熱エネルギーを、液相の対象流体を気化させるための蒸発潜熱として消費してなお、対象流体を圧縮機7から一部が液相である湿り蒸気の状態で吐出させるのに十分な量の液相の対象流体を導入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作用空間に吸い込んだ気相の対象流体である蒸気を圧縮して、所定の吐出圧力の吐出配管に吐出する容積式の圧縮機と、 前記圧縮機の前記作用空間または前記圧縮機の吸い込み部に、液相の前記対象流体を導入する液導入手段と、 前記吐出配管に設けられ、前記圧縮機が吐出した前記対象流体から液相分を分離するドレンセパレータとを有し、 前記液導入手段は、前記圧縮機が前記対象流体に与えるエネルギーの内、前記圧縮機が吸い込んだ前記気相の対象流体が前記吐出圧力に昇圧するために消費して残る熱エネルギーを、前記液相の対象流体を気化させるための蒸発潜熱として消費してなお、前記対象流体を前記圧縮機から一部が液相である湿り蒸気の状態で吐出させるのに十分な量の前記液相の対象流体を導入することを特徴とする蒸気圧縮装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 ,  F24F 11/02
FI (3件):
F25B1/00 311D ,  F25B1/00 396S ,  F24F11/02 102F
Fターム (4件):
3L060CC16 ,  3L060CC19 ,  3L060EE02 ,  3L060EE09

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