特許
J-GLOBAL ID:201003068205568611
給湯システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-058221
公開番号(公開出願番号):特開2010-210181
出願日: 2009年03月11日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】貯湯タンク内の湯を定期的に沸き上げる設定がなされていない場合であっても、貯湯タンクから雑菌を多く含む湯が供給されることを防止することができる給湯システムを提供する。【解決手段】タンクコントローラ50は、貯湯サーミスタ42の検出温度が再加熱判定温度以下である状態が再加熱判定時間以上継続したときに、ヒートポンプユニット60により貯湯タンク31内の湯を加熱して滅菌処理を行い、貯湯サーミスタ42の検出温度が貯湯使用禁止判定温度以下である状態が貯湯使用禁止判定時間以上継続したときに、湯量可変弁34を閉弁状態に維持して加熱温調制御のみを実行する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
貯湯タンクと、
前記貯湯タンクに接続された出湯管と、
前記貯湯タンク及び前記出湯管と接続された給水管と、
前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、
前記給水管への通水を検出する通水センサと、
前記出湯管の前記貯湯タンクとの接続部と前記給水管との接続部間に設けられて、前記出湯管の開度を変更する湯量可変弁と、
前記給水管の前記貯湯タンクとの接続部と前記出湯管との接続部間に設けられて、前記給水管の開度を変更する水量可変弁と、
前記貯湯タンク内の湯水の温度を検出する貯湯温度センサと、
前記出湯管と前記給水管との接続部の下流側で前記出湯管の途中に設けられ、前記出湯管を流通する湯水を加熱する給湯器と、
目標給湯温度を設定する給湯温度設定手段と、
前記通水センサにより通水が検出され、且つ、前記貯湯温度センサの検出温度が前記目標給湯温度に応じて設定された湯切れ判定温度よりも高いときは、前記給湯器による加熱を禁止して、前記出湯管から前記目標給湯温度の湯が供給されるように、前記湯量可変弁と水量可変弁により前記貯湯タンクから前記出湯管に供給される湯と前記給水管から前記出湯管に供給される水との混合比を調節する混合温調制御を実行し、前記通水センサにより通水が検出され、且つ、前記貯湯温度センサの検出温度が前記湯切れ判定温度以下であるときには、前記出湯管から前記目標給湯温度の湯が供給されるように、前記給湯器による加熱を行う加熱温調制御を実行する温調制御手段とを備えた給湯システムにおいて、
前記貯湯温度センサの検出温度が、前記貯湯タンク内の湯で雑菌の繁殖が進む温度を想定して設定された再加熱判定温度以下である状態が所定の再加熱判定時間以上継続したときに、前記加熱手段により、前記貯湯タンク内の湯を雑菌が死滅する温度を想定して設定された滅菌温度以上に加熱する滅菌処理を実行する滅菌処理手段を備え、
前記温調制御手段は、前記貯湯タンクの検出温度が、前記再加熱判定温度以下に設定された貯湯使用禁止判定温度以下である状態が、前記再加熱判定時間以上に設定された貯湯使用禁止判定時間以上継続しているときには、前記貯湯温度センサの検出温度に拘わらず、前記湯量可変弁を閉弁状態に維持して、前記加熱温調制御のみを実行することを特徴とする給湯システム。
IPC (3件):
F24H 1/18
, F24H 1/00
, F24D 17/00
FI (3件):
F24H1/18 503Z
, F24H1/00 611S
, F24D17/00 L
Fターム (8件):
3L073AA02
, 3L073AA07
, 3L073AA15
, 3L073AB09
, 3L073AC07
, 3L073AD03
, 3L073AE03
, 3L073AE05
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