特許
J-GLOBAL ID:201003068254737836

電動車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-125463
公開番号(公開出願番号):特開2010-273508
出願日: 2009年05月25日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】制振効果を図りつつ、トルク振動の発生を抑止する。【解決手段】第1のフィルタ処理(伝達特性H(s))により、トルク指令値に応じて第2のトルク目標値の第1項が出力される。また、第2のフィルタ処理(伝達特性H(s)/Gp(s))により、モータ回転速度に応じて第2のトルク目標値の第2項が出力される。第2のトルク目標値の第1項と、第2のトルク目標値の第2項との偏差に基づいて、トルク指令値を演算するための第2のトルク目標値が演算される。この場合、第2項演算手段は、第2のフィルタ処理において、伝達特性のモデルGp(s)の同定値ζzよりも大きな値に設定された減衰係数ζを用いる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トルク指令値に基づいて駆動される電動モータを動力源とする電動車両の制御装置において、 車両情報を検出する検出手段と、 前記車両情報に基づいて、第1のトルク目標値を設定するトルク目標値設定手段と、 電動モータへのトルク指令値を演算するトルク指令値演算手段と、 前記トルク指令値に対して、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性からなる第1のフィルタ処理を施すことにより、第2のトルク目標値の第1項を出力する第1項演算手段と、 前記車両情報の一つであるモータ回転速度に対して、前記バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性と、車両へのトルク入力とモータ回転速度との伝達特性のモデルとからなる第2のフィルタ処理を施すことにより、第2のトルク目標値の第2項を出力する第2項演算手段と、 前記第2のトルク目標値の第1項と、前記第2のトルク目標値の第2項との偏差に基づいて、第2のトルク目標値を演算するトルク目標値演算手段とを備え、 前記トルク指令値演算手段は、前記第1のトルク目標値と前記第2のトルク目標値とに基づいて、前記トルク指令値を演算し、 前記第2項演算手段は、前記第2のフィルタ処理において、前記伝達特性のモデルの同定値よりも大きい値に設定された減衰係数を用いることを特徴とする電動車両の制御装置。
IPC (2件):
H02P 29/00 ,  B60L 15/20
FI (3件):
H02P5/00 X ,  B60L15/20 J ,  H02P5/00 K
Fターム (21件):
5H115PA01 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PU01 ,  5H115QN06 ,  5H115QN28 ,  5H115SE03 ,  5H115TO04 ,  5H115TW10 ,  5H115TZ09 ,  5H501AA20 ,  5H501BB05 ,  5H501CC04 ,  5H501DD01 ,  5H501EE05 ,  5H501GG03 ,  5H501JJ04 ,  5H501JJ26 ,  5H501LL01 ,  5H501LL32

前のページに戻る