特許
J-GLOBAL ID:201003068876021544

前処理したリグノセルロース原料を酵素加水分解する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-525877
公開番号(公開出願番号):特表2010-501190
出願日: 2007年08月30日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
前処理したリグノセルロース原料を酵素加水分解して可溶性糖にする酵素混合物が提供される。また、前処理したリグノセルロース原料を酵素混合物で加水分解する方法が提供される。酵素加水分解は、セルラーゼ酵素混合物を前処理したリグノセルロース原料に添加することを含む。セルラーゼ酵素混合物は、CBH1及びCBH2、並びにEG1及びEG2の主要セルラーゼ混合物を含む。CBH1及びCBH2は、主要セルラーゼ混合物の55%以上かつ85%未満である。さらに、CBH2は、CBH1及びCBH2に対する割合で存在し、EG2は、EG1及びEG2に対する割合で存在する。
請求項(抜粋):
前処理したリグノセルロース原料を酵素加水分解して可溶性糖にする方法であって、セルラーゼ酵素混合物を前記前処理したリグノセルロース原料に添加することを含み、前記セルラーゼ酵素混合物が、CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼ並びにEG1及びEG2エンドグルカナーゼの主要セルラーゼ混合物を含み、前記CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼが、前記主要セルラーゼ混合物の55%以上かつ85%未満で存在し、前記CBH2が、fC2により定義される、CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼに対する割合で存在し、かつ前記EG2が、fE2により定義される、前記EG1及びEG2エンドグルカナーゼに対する割合で存在する方法であって、 前記CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼが、前記主要セルラーゼの55%以上かつ65%未満で存在するとき、 前記fC2値が0.35以上かつ0.45未満、及び前記fE2値が0.15以上かつ0.35未満であり、 前記fC2値が0.45以上かつ0.55未満、及び前記fE2値が0.15以上かつ0.25未満であり、又は 前記fC2値が0.45以上かつ0.55未満、及び前記fE2値が0.35以上かつ0.45未満であって、 前記CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼが、前記主要セルラーゼの65%以上かつ75%未満で存在するとき、 前記fC2値が0.25以上かつ0.35未満、及び前記fE2値が0.05以上かつ0.35未満であり、 前記fC2値が0.35以上かつ0.45未満、及び前記fE2値が0.05以上かつ0.55未満であり、 前記fC2値が0.45以上かつ0.65未満、及び前記fE2値が0.05以上かつ0.65未満であり、又は 前記fC2値が0.65以上かつ0.75未満、及び前記fE2値が0.15以上かつ0.55未満であって、 前記CBH1及びCBH2セロビオヒドロラーゼが、前記主要セルラーゼの75%以上かつ85%未満で存在するとき、 前記fC2値が0.35以上かつ0.45未満、及び前記fE2値が0.05以上かつ0.25未満であり、 前記fC2値が0.45以上かつ0.55未満、及び前記fE2値が0.15以上かつ0.65未満であり、又は 前記fC2値が0.55以上かつ0.65未満、及び前記fE2値が0.15以上かつ0.35未満であることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C12P 19/14 ,  C12N 9/42 ,  C07H 3/02
FI (3件):
C12P19/14 A ,  C12N9/42 ,  C07H3/02
Fターム (22件):
4B050CC07 ,  4B050DD03 ,  4B050DD05 ,  4B050FF05E ,  4B050FF11E ,  4B050FF12E ,  4B050KK01 ,  4B050KK06 ,  4B050LL05 ,  4B064AF01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4B064CC08 ,  4B064CC24 ,  4B064CD19 ,  4B064CD22 ,  4B064CD24 ,  4B064DA16 ,  4B064DA20 ,  4C057AA02 ,  4C057BB02 ,  4C057CC01

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