特許
J-GLOBAL ID:201003068966738553

植物の生長を制御する遺伝子Hd16およびその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 清水 初志 ,  刑部 俊 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  井上 隆一 ,  大関 雅人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-103758
公開番号(公開出願番号):特開2010-252645
出願日: 2009年04月22日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】本発明は、植物の生長を制御する新規遺伝子の提供、該遺伝子を利用した植物の生長の制御(開花期又は出穂期の改変)方法、及び該遺伝子を標的とした植物の感光性の強度の判定方法を提供することを課題とする。【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、イネ品種日本晴とコシヒカリの間で検出された植物の生長を制御する遺伝子座(Hd16遺伝子座)の高精度連鎖解析を行い、Hd16の候補遺伝子を選定した。さらに、上記のようにして絞り込んだ候補遺伝子が、実際に出穂に関して機能していることを確認するために相補性検定を行った。その結果、Hd16候補遺伝子として単離した遺伝子には到穂日数を調節する機能を有することが明らかとなり、さらに該当遺伝子を使用して出穂期および植物の生長を制御することが可能であることを見出した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
植物の感光性を増加させる機能を有する植物由来のタンパク質をコードする、下記(a)から(d)のいずれかに記載のDNA。 (a)配列番号:1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。 (b)配列番号:2又は3に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA。 (c)配列番号:1に記載のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が置換、欠失、付加、および/または挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。 (d)配列番号:2又は3のいずれかに記載の塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA。
IPC (8件):
C12N 15/09 ,  C12N 5/10 ,  A01H 5/00 ,  A01H 1/00 ,  C07K 14/415 ,  C07K 16/16 ,  C12Q 1/68 ,  C12P 21/02
FI (8件):
C12N15/00 A ,  C12N5/00 C ,  A01H5/00 A ,  A01H1/00 A ,  C07K14/415 ,  C07K16/16 ,  C12Q1/68 Z ,  C12P21/02 C
Fターム (47件):
2B030AA02 ,  2B030AB02 ,  2B030AD20 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  2B030CD13 ,  2B030CD17 ,  4B024AA08 ,  4B024BA07 ,  4B024CA02 ,  4B024CA20 ,  4B024DA01 ,  4B024DA05 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024GA17 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR42 ,  4B063QR50 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS40 ,  4B063QX10 ,  4B064AG01 ,  4B064CA11 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA10 ,  4B065AA88X ,  4B065AA89X ,  4B065AB01 ,  4B065AC09 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BB35 ,  4B065BC48 ,  4B065CA53 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045BA09 ,  4H045CA31 ,  4H045DA89 ,  4H045EA05 ,  4H045FA74
引用文献:
出願人引用 (3件)
  • GenBank Accession: AK121620, 20081204
  • 育種学研究, 201009, 第12巻、別冊2号, p. 131
  • 育種学研究, 201103, 第13巻、別冊1号, p. 152
審査官引用 (4件)
  • GenBank Accession: AK121620, 20081204
  • GenBank Accession: AK121620, 20081204
  • 育種学研究, 201009, 第12巻、別冊2号, p. 131
全件表示

前のページに戻る