特許
J-GLOBAL ID:201003069364155030
自動変速機及び自動変速機の油量調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-169222
公開番号(公開出願番号):特開2010-007792
出願日: 2008年06月27日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】形式の同じ自動変速機において、適正な油量が異なる場合でも作業効率が良好となる温度範囲で調整作業を行うことが可能な自動変速機を提供する。【解決手段】自動変速機1は、自動変速機構2に循環供給する際の潤滑圧を調圧自在に制御するレギュレータバルブ18と、オイル調整モードM2中に、A/T油温センサ23により検知された油温が油量調整用温度T2〜T3となったことを判定して、インジケータ31によって報知させる調整可能状態判定手段15と、レギュレータバルブ18により調圧する潤滑圧を、予め設定された調整時潤滑油量となるように、油量調整用温度T2〜T3に基づき制御する潤滑圧制御手段16とを備えている。これにより、予め設定した油量調整用温度T2〜T3にてケース内の油量調整をすることができ、作業が行いやすい温度で調整作業を行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
変速機構と、該変速機構を油と共に密封するケースと、前記ケース内の下方に溜まった油を吸入して潤滑油として前記変速機構に循環供給する際の潤滑圧を調圧する潤滑圧調圧手段と、前記ケース内の油量調整時に前記ケース内の下方に溜まった油の所定高さ以上の油を前記ケース外に排出し得る油排出手段と、を備えた自動変速機において、
前記油量調整作業を行う調整モードに切換えるモード切換え手段と、
油温を検知する油温検知手段と、
前記調整モード中に、前記油温検知手段により検知された油温が予め設定された油量調整用温度となったことを判定して、報知手段によって報知させる調整可能状態判定手段と、
前記調整モード中に前記潤滑圧調圧手段により調圧する潤滑圧を、前記変速機構に供給する油量が予め設定された調整時潤滑油量となるように、前記油量調整用温度に基づき制御する調整時潤滑圧制御手段と、を備え、
前記油量調整時に、前記報知手段の報知に応じて前記油排出手段により前記ケース内の下方に溜まった油の所定高さ以上の油を排出することで、前記油量調整用温度にて前記ケース内の油量を適量に調整し得る、
ことを特徴とする自動変速機。
IPC (3件):
F16H 57/04
, F16H 61/02
, F16H 57/02
FI (4件):
F16H57/04 P
, F16H61/02
, F16H57/02 301D
, F16H57/04 E
Fターム (20件):
3J063AA01
, 3J063AC04
, 3J063BA11
, 3J063BA20
, 3J063CA01
, 3J063CD65
, 3J063XD03
, 3J063XD23
, 3J063XE24
, 3J063XE37
, 3J063XE50
, 3J063XJ03
, 3J063XJ07
, 3J063XJ11
, 3J552NA01
, 3J552NB01
, 3J552QA44
, 3J552QC03
, 3J552UA09
, 3J552VA48
引用特許:
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