特許
J-GLOBAL ID:201003070400861468

フレームレート変換方法、フレームレート変換装置、フレームレート変換プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-313865
公開番号(公開出願番号):特開2010-141452
出願日: 2008年12月10日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】本発明は、高フレームレート映像信号のフレームをフィルタリングに基づくダウンサンプリングすることで得られた低フレームレート映像信号を符号化する場合に、符号量を低く抑えることができるようにするフレームレート変換技術の提供を目的とする。【解決手段】フィルタリングにより生成されるフレームを予測フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される予測誤差電力を最小化する動きベクトルを探索し、その動きベクトルを用いて、予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出することを繰り返すことで、最適なフィルタ係数でフィルタリングする場合の動きベクトルを特定することを、ダウンサンプリング対象の全フレームについて実行する。続いて、特定した動きベクトルを用いることで算出される全フレームに対しての予測誤差電力の総和を最小化するフィルタ係数を算出することで、最終的なフィルタ係数を算出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
等長間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置において、高フレームレート映像信号の複数フレームをフィルタ係数を用いて重み付け加算することで1つのフレームに置き換えるフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号のフレームを低フレームレート映像信号に変換するフレームレート変換方法であって、 フィルタ係数によるフィルタリングにより生成されるフレームを予測フレームとし、生成済みのフレームを参照フレームとする動き補償で算出される動き補償予測誤差電力を最小化する動きベクトルを探索し、その動きベクトルを用いて、動き補償予測誤差電力を最小化するフィルタ係数を算出することを所定の終了条件が成立するまで繰り返すことで、予測フレームに対しての最適なフィルタ係数を算出するとともに、その最適なフィルタ係数でフィルタリングする場合の動きベクトルを特定することを、ダウンサンプリング対象の全てのフレームについて実行する過程と、 前記特定した動きベクトルを用いることで算出される全フレームに対しての動き補償予測誤差電力の総和を最小化するフィルタ係数を算出することで、ダウンサンプリングに用いるフィルタ係数を算出する過程とを備えることを、 特徴とするフレームレート変換方法。
IPC (1件):
H04N 7/01
FI (1件):
H04N7/01 Z
Fターム (5件):
5C063AC01 ,  5C063BA10 ,  5C063BA12 ,  5C063CA05 ,  5C063CA07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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