特許
J-GLOBAL ID:201003071081038474

単鎖抗体の配列に基づくエンジニアリング及び最適化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-513600
公開番号(公開出願番号):特表2010-532324
出願日: 2008年06月25日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
本発明は、単鎖抗体(scFv)の構造特性及び生物物理学的特性、例えば安定性、可溶性及び抗原結合親和性を改変及び改善するために配列に基づく分析及び合理的なストラテジーを使用する方法を提供する。これらの方法及びストラテジーは、個別にもしくは組み合わせて使用することができる。本発明の方法は、また、優れた可溶性及び安定性を有するものとして選択された抗体の実験的にスクリーニングされたscFvライブラリーからのscFv配列を含むデータベースを使用することを含む。本発明は、また、scFv抗体を再構築して単鎖抗体フラグメントの安定性及び可溶性の特性を改善するための一般的なアプローチにおいて、これらの選択された抗体について見出された特性を使用する方法を提供する。
請求項(抜粋):
イムノバインダーにおける特定の位置での置換のための1もしくはそれより多くのアミノ酸残基を割り出す方法であって: a)サブタイプにより群分けされたVH及び/又はVLのアミノ酸配列の第一のデータベースを提供する工程; b)サブタイプにより群分けされ、かつ少なくとも1つの所望の機能特性を有するものとして選択されたVH及び/又はVLのアミノ酸配列の第二のデータベースを提供する工程; c)第一のデータベースのフレームワーク位置と第二のデータベースの相応のフレームワーク位置でのアミノ酸残基についてのアミノ酸頻度を決定する工程; d)該アミノ酸残基を、(i)該アミノ酸が1より大きい濃縮係数を有する場合に、イムノバインダーの相応のアミノ酸位置での置換のための好ましいアミノ酸残基として割り出し、又は(ii)該アミノ酸残基が1未満の濃縮係数を有する場合に、イムノバインダーの相応のアミノ酸位置で排除されるべきアミノ酸残基として割り出す工程 を含む前記方法。
IPC (2件):
C07K 16/00 ,  A61K 39/395
FI (3件):
C07K16/00 ,  A61K39/395 M ,  A61K39/395 B
Fターム (24件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024BA41 ,  4B024CA02 ,  4B024DA12 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA06 ,  4C085AA13 ,  4C085BB31 ,  4C085CC07 ,  4C085DD11 ,  4C085EE01 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (1件)

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