特許
J-GLOBAL ID:201003071143748287
固体高分子型燃料電池用膜電極構造体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-123084
公開番号(公開出願番号):特開2010-272347
出願日: 2009年05月21日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】固体高分子型燃料電池のカソードの高電位条件下で、カソードのカーボン腐食を抑制し、燃料電池の性能低下を抑制する。【解決手段】高分子電解質膜の一方の面にアノード触媒層および拡散層を積層し、高分子電解質膜の他方の面にカソード触媒層および拡散層を積層した燃料電池用膜電極構造体であって、カソード触媒層は少なくともプロトン伝導性物質と、カーボン担体を有さない白金粉末または白金合金粉末とを含み、カソード拡散層は炭素基材からなり、カソード触媒層とカソード拡散層との間でありかつカソード触媒層と接する箇所にカソード隔離層が設けられ、カソード隔離層には少なくとも電子伝導性物質が含まれ、電子伝導性物質は金属酸化物またはカーボンのR値(カーボンをラマン分光法で測定した際のGバンドのピーク強度IGに対するDバンドのピーク強度IDの比ID/IG)が1.18未満の黒鉛化カーボンである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高分子電解質膜の一方の面にアノード触媒層およびアノード拡散層をこの順に積層し、前記高分子電解質膜の他方の面にカソード触媒層およびカソード拡散層をこの順に積層した固体高分子型燃料電池用の膜電極構造体であって、
前記カソード触媒層は、少なくともプロトン伝導性物質と、カーボン担体を有さない白金粉末または白金合金粉末とを含み、
前記カソード拡散層は、炭素基材からなり、
前記カソード触媒層と前記カソード拡散層との間であってかつ前記カソード触媒層と接する箇所に、カソード隔離層が設けられ、
前記カソード隔離層には、少なくとも電子伝導性物質が含まれ、
前記電子伝導性物質は、カーボンの黒鉛化度指標R値(カーボンをラマン分光法で測定した際に1580cm-1付近に出現するGバンドのピーク強度IGに対する1360cm-1付近に出現するDバンドのピーク強度IDの比ID/IG)が1.18未満の黒鉛化カーボンであることを特徴とする膜電極構造体。
IPC (4件):
H01M 4/86
, H01M 8/10
, H01M 8/02
, H01M 4/92
FI (5件):
H01M4/86 B
, H01M8/10
, H01M8/02 E
, H01M4/92
, H01M4/86 M
Fターム (21件):
5H018AA06
, 5H018BB12
, 5H018DD08
, 5H018EE03
, 5H018EE05
, 5H018EE06
, 5H018EE08
, 5H018EE10
, 5H018EE17
, 5H018EE18
, 5H018EE19
, 5H018HH00
, 5H026AA06
, 5H026CX04
, 5H026EE02
, 5H026EE05
, 5H026EE06
, 5H026EE12
, 5H026EE18
, 5H026HH03
, 5H026HH05
引用特許:
審査官引用 (6件)
-
燃料電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-111843
出願人:トヨタ自動車株式会社
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触媒活性を高める表面構造
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-583629
出願人:ヒューレット-パッカードデベロップメントカンパニーエル.ピー.
-
電気化学電極に用いる触媒ならびにその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-256651
出願人:松下電器産業株式会社
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