特許
J-GLOBAL ID:201003071146998365

輪転機の連続紙走行張力調整方法及び連続紙走行張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森田 寛 ,  堀 靖男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-026877
公開番号(公開出願番号):特開2010-180042
出願日: 2009年02月09日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
【課題】輪転機を停止するときや、停止後に輪転機を再始動するときに、折部で紙詰まりを生ずることを防止する。【解決手段】連続紙走行張力調整装置1が停止操作によって輪転機を停止する際に、停止操作により停止に向けて漸減する輪転機の作動速度で走行する連続紙の所望張力を、予め定めた印刷時所望張力から印刷時所望張力よりも小さく予め定めた停止時所望張力まで徐々に変更し、所望張力が停止時所望張力に達した後は所望張力を予め定めた停止時所望張力に維持し、印刷部PPに送り込む連続紙に停止時所望張力まで変更されて停止時所望張力に維持される所望張力に相応するよう変更した紙面に直角に作用する力を付与し、この力と印刷部PPに送り込む連続紙の実際張力により生じる上記紙面に直角に作用する力に対抗する力とが均衡するように印刷部PPに送り込む連続紙の送り込み量を調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
輪転機にて、制動されている巻取紙から連続紙を引き出して印刷部を経て折部に至らせ印刷して折り畳み処理するに際し、印刷部に送り込む連続紙に、所望張力に相応する紙面に直角に作用する力を負荷するとともに、この力の負荷位置を経て印刷部に至るよう走行する連続紙の送り込み量を調整して、走行する連続紙に作用する実際張力を所望張力に相応する紙面に直角に作用する力と均衡するように調整する連続紙走行張力調整方法において、 印刷信号により漸増する輪転機の作動速度で走行する連続紙の所望張力を、予め定めた待機時所望張力からこの待機時所望張力よりも大きく予め定めた印刷時所望張力まで、時間の経過に関連させて予め定めた所定の関係で徐々に変更し、予め定めた前記印刷時所望張力に達した後は、所望張力を前記予め定めた印刷時所望張力に維持する印刷時所望張力変更ステップと、 印刷部に送り込む連続紙の紙面に直角に作用する力を、前記徐々に変更され終には予め定めた印刷時所望張力に維持される所望張力に相応するよう変更するとともに、この変更した力と印刷部に送り込む連続紙の実際張力によって生じる前記連続紙の紙面に直角に作用する力に対抗する力とが均衡するように、前記所望張力の変更と並行して印刷部に送り込む連続紙の送り込み量を調整する印刷時張力調整ステップと、 停止信号により停止に向けて漸減する輪転機の作動速度で走行する連続紙の所望張力を、予め定めた印刷時所望張力からこの印刷時所望張力よりも小さく予め定めた停止時所望張力まで、時間の経過に関連させて予め定めた所定の関係で徐々に変更し、予め定めた前記停止時所望張力に達した後は、所望張力を前記予め定めた停止時所望張力に維持する停止時所望張力変更ステップと、 印刷部に送り込む連続紙の紙面に直角に作用する力を、前記徐々に変更され終には予め定めた停止時所望張力に維持される所望張力に相応するよう変更するとともに、この変更した力と印刷部に送り込む連続紙の実際張力によって生じる前記連続紙の紙面に直角に作用する力に対抗する力とが均衡するように、前記所望張力の変更と並行して印刷部に送り込む連続紙の送り込み量を調整する停止時張力調整ステップと、 輪転機の作動が停止した後に所望張力を予め定めた停止時所望張力から予め定めた待機時所望張力に変更する待機時所望張力変更ステップと、 を有することを特徴とする、輪転機の連続紙走行張力調整方法。
IPC (1件):
B65H 23/182
FI (1件):
B65H23/182 B
Fターム (6件):
3F105AA01 ,  3F105AB03 ,  3F105BA02 ,  3F105CA15 ,  3F105CC01 ,  3F105DA09
引用特許:
審査官引用 (1件)

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