特許
J-GLOBAL ID:201003071790549296

電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法及び該製造方法により得られるキャリア芯材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-023338
公開番号(公開出願番号):特開2010-181525
出願日: 2009年02月04日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
【課題】各重金属及びMnを実質的に用いず、高磁化で、中抵抗〜高抵抗を備え、かつ帯電特性に優れ、粒子表面が適度な凹凸を備え、形状の揃った電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法等を提供する。【解決手段】Fe、Mg、Ti及びSrを含有し、スピネル構造及びTi化合物の構造を有するキャリア芯材の製造方法であって、(1)Mg化合物、Ti化合物及びFe2O3を非酸化性又は弱還元性雰囲気下、混合、焼成して2価のFeを含む混合物を得る第1焼成工程、(2)スラリー粒子を造粒する造粒工程、(3)造粒物を非酸化性又は弱還元性雰囲気下で焼成し、フェライト化させる第2焼成工程、(4)再度焼成し、磁化及び表面性を調整する第3焼成工程、(5)酸化皮膜処理工程とを有し、第1焼成工程又は造粒工程において、Fe、Mg、Ti、Mn及びSrから選択される少なくとも1種を添加する電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法を採用する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
Fe、Mg、Ti及びSrを少なくとも含有し、少なくともスピネル構造及びTi化合物の構造を有する電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法であって、 (1)少なくともMg化合物、Ti化合物及びFe2O3を非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下、混合、焼成して2価のFeを含む混合物を得る第1焼成工程と、 (2)得られた混合物をスラリー化した後、スラリー粒子を造粒する造粒工程と、 (3)造粒物を非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下で焼成し、フェライト化させる第2焼成工程と、 (4)再度、非酸化性雰囲気又は弱還元性雰囲気下で焼成し、磁化及び表面性を調整する第3焼成工程と、 (5)粒子表面に酸化皮膜を形成する酸化皮膜処理工程と、 を有し、上記第1焼成工程又は上記造粒工程において、Fe、Mg、Ti、Mn及びSrから選択される少なくとも1種を添加することを特徴とする電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法。
IPC (1件):
G03G 9/107
FI (1件):
G03G9/10 321
Fターム (7件):
2H005CB04 ,  2H005CB07 ,  2H005CB18 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10

前のページに戻る