特許
J-GLOBAL ID:201003071886952369

塗布設備の乾燥室の給気流用の調整装置並びに給気流を調整する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-537497
公開番号(公開出願番号):特表2010-510472
出願日: 2007年10月19日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
本発明は、塗布設備の乾燥室(2)の給気流用の調整装置であって、外気通路(8)と該外気通路(8)に接続された給気通路(10)とが設けられていて、該外気通路(8)及び給気通路(10)を通して外気流もしくは給気流が乾燥室(2)内に導入可能であり、さらに流出空気通路(10)と該流出空気通路(10)に接続された排気通路(14)とが設けられていて、該流出空気通路(10)及び排気通路(14)を通して、乾燥室(2)からの流出空気流もしくは排気流が周囲に導出可能であり、排気通路(14)及び給気通路(10)に1つの吸収兼吸着装置(4)が配置されていて、該吸収兼吸着装置(4)において給気流が、排気流を用いて所定可能な湿度に除湿及び加熱可能であり、排気通路(14)における吸収兼吸着装置(4)の上流側でかつ給気通路(10)における吸収兼吸着装置(4)の下流側に、熱回収装置(6)が配置されていて、該熱回収装置(6)において、吸収兼吸着装置(4)において除湿及び加熱された給気流が、乾燥室(2)から流出した排気流を用いて冷却可能であり、給気通路(10)において熱回収装置(10)の下流側にアフタクーラ(7)が配置されていて、該アフタクーラ(7)において、熱回収装置(6)において予冷却された給気流が、乾燥室(2)への流入時に必要な温度に冷却可能であり、さらに、排気通路(14)において熱回収装置(6)の下流側でかつ吸収兼吸着装置(4)の上流側にアフタヒータ(5)が配置されていて、該アフタヒータ(5)において排気流が、吸収兼吸着装置(4)の再生のために適した温度に加熱可能である形式のものに関する。このような形式の調整装置において、調整装置(1)を運転するために必要なエネルギを減じるために、本発明の構成では、乾燥室(2)を起点として延びている流出空気通路(13)から第1の分岐箇所(12)において、循環空気通路(11)が分岐していて、該循環空気通路(11)を通して、乾燥室(2)から流出した流出空気流のうちの、循環空気流としての部分が、第2の分岐箇所(9)において外気流と合流可能であり、次いで給気通路(10)を通して給気流として乾燥室(2)に導入可能であり、さらに第2の分岐箇所(9)の上流側で外気通路(8)に、プリクーラ(3)が配置されていて、該プリクーラ(3)を用いて外気流が冷却可能及び除湿可能であるようにした。
請求項(抜粋):
塗布設備の乾燥室(2)の給気流用の調整装置であって、 外気通路(8)と該外気通路(8)に接続された給気通路(10)とが設けられていて、該外気通路(8)及び給気通路(10)を通して外気流もしくは給気流が乾燥室(2)内に導入可能であり、 さらに流出空気通路(10)と該流出空気通路(10)に接続された排気通路(14)とが設けられていて、該流出空気通路(10)及び排気通路(14)を通して、乾燥室(2)からの流出空気流もしくは排気流が周囲に導出可能であり、 排気通路(14)及び給気通路(10)に1つの吸収兼吸着装置(4)が配置されていて、該吸収兼吸着装置(4)において給気流が、排気流を用いて所定可能な湿度に除湿及び加熱可能であり、 排気通路(14)における吸収兼吸着装置(4)の上流側でかつ給気通路(10)における吸収兼吸着装置(4)の下流側に、熱回収装置(6)が配置されていて、該熱回収装置(6)において、吸収兼吸着装置(4)において除湿及び加熱された給気流が、乾燥室(2)から流出した排気流を用いて冷却可能であり、 給気通路(10)において熱回収装置(10)の下流側にアフタクーラ(7)が配置されていて、該アフタクーラ(7)において、熱回収装置(6)において予冷却された給気流が、乾燥室(2)への流入時に必要な温度に冷却可能であり、 さらに、排気通路(14)において熱回収装置(6)の下流側でかつ吸収兼吸着装置(4)の上流側にアフタヒータ(5)が配置されていて、該アフタヒータ(5)において排気流が、吸収兼吸着装置(4)の再生のために適した温度に加熱可能である形式のものにおいて、 乾燥室(2)を起点として延びている流出空気通路(13)から第1の分岐箇所(12)において、循環空気通路(11)が分岐していて、該循環空気通路(11)を通して、乾燥室(2)から流出した流出空気流のうちの、循環空気流としての部分が、第2の分岐箇所(9)において外気流と合流可能であり、次いで給気通路(10)を通して給気流として乾燥室(2)に導入可能であり、 さらに第2の分岐箇所(9)の上流側で外気通路(8)に、プリクーラ(3)が配置されていて、該プリクーラ(3)を用いて外気流が冷却可能及び除湿可能であることを特徴とする、塗布設備の乾燥室の給気流用の調整装置。
IPC (1件):
F24F 3/153
FI (1件):
F24F3/153

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