特許
J-GLOBAL ID:201003072969657365
流体伝動装置及び摩擦式クラッチを備えた車両用動力伝達装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小野 尚純
, 飯田 隆
, 奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-186706
公開番号(公開出願番号):特開2010-025214
出願日: 2008年07月18日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】エンジンと変速機との間に、流体伝動装置と摩擦式クラッチとを配置した車両用動力伝達装置において、流体伝動装置のロックアップ時のショックを防止する。【解決手段】流体伝動装置である流体継手2のポンプとタービンとは、車両の発進時には切り離されており、発進後の低速時にロックアップされる。ロックアップの開始時に変速機の入力軸41の回転数変化率を検出し、所定変化率以上のときは、流体継手2に接続された摩擦式クラッチ3の接続量を減少する。これにより、摩擦式クラッチ3では滑りが生じるため、変速機入力軸41の回転数の上昇が抑制され、ロックアップに伴うショックは緩和される。ロックアップクラッチの接続中にも変速機入力軸41の回転数の変化率が限界値を超えたときには、摩擦式クラッチ3の接続量を減少させるとともに、ロックアップ完了後には、エンジン1の回転数制御を併用して摩擦式クラッチ3を迅速に接続する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
エンジンと変速機との間に流体伝動装置と摩擦式クラッチとが配置され、
前記流体伝動装置が、前記エンジンの出力側に結合されたポンプと、前記摩擦式クラッチの入力側に結合されたタービンと、前記ポンプ及び前記タービンを締結するロックアップクラッチとを有し、
前記摩擦式クラッチの出力側が、前記変速機入力軸に結合された車両用動力伝達装置であって、
前記車両用動力伝達装置は、前記ロックアップクラッチの断接を制御するロックアップクラッチ制御手段と、前記摩擦式クラッチの断接を制御する摩擦式クラッチ制御手段とを有するクラッチ制御装置を備えており、さらに、
前記クラッチ制御装置が、前記ロックアップクラッチの接続を開始した時点において前記変速機入力軸の回転数の変化率を検出し、その変化率が所定変化率以上であるときは、前記摩擦式クラッチの接続量を減少することを特徴とする車両用動力伝達装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D25/14 640K
, F16H61/14 601Z
Fターム (18件):
3J053CA03
, 3J053CA07
, 3J053CB11
, 3J053CB14
, 3J053DA06
, 3J057AA06
, 3J057BB03
, 3J057CB12
, 3J057FF12
, 3J057FF15
, 3J057FF17
, 3J057GA23
, 3J057GA66
, 3J057GB14
, 3J057GC11
, 3J057GE05
, 3J057HH01
, 3J057JJ01
引用特許:
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