特許
J-GLOBAL ID:201003073029088555

脆性材料基板の割断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-030894
公開番号(公開出願番号):特開2010-184457
出願日: 2009年02月13日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】レーザを用いて互いに交差する2方向で脆性材料基板を割断する場合に、交点部分における欠けの発生を抑制する。【解決手段】レーザビームLBの照射と、冷却ノズル37からの冷却媒体の吹き付けによって、垂直クラック53aからなる第1スクライブライン52aと、垂直クラック53bからなる第2スクライブライン52bとを形成する。そして第2スクライブライン52bにレーザビームLBを再度照射して垂直クラック53bを伸展させて、第2スクライブライン52bで基板50を割断する。次いで、第1スクライブライン52aにレーザビームLBを再度照射して垂直クラック53aを伸展させて、第1スクライブライン52aで基板50を割断する。このとき第1スクライブライン52aに再度照射するレーザビームLBの照射スポットの照射幅の最大幅を1.0mm以下とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
脆性材料基板に対してレーザビームを相対移動させながら照射して、前記基板を溶融温度未満に加熱した後、前記基板に対して冷却媒体を吹き付けて冷却し、前記基板に生じた熱応力によって、垂直クラックからなる第1スクライブラインを形成する第1工程と、次いで第1スクライブラインと交差する方向に、前記基板に対してレーザビームを相対移動させながら照射して、前記基板を溶融温度未満に加熱した後、前記基板に対して冷却媒体を吹き付けて冷却し、前記基板に生じた熱応力によって前記基板を割断する第2工程と、次いで第1スクライブラインにレーザビームを再度照射して前記垂直クラックを伸展させて、第1スクライブラインで前記基板を割断する第3工程とを含む割断方法であって、 前記第3工程における第1スクライブラインに照射するレーザビームの照射スポットの、前記相対移動方向に対して垂直方向の最大幅を1.0mm以下としたことを特徴とする脆性材料基板の割断方法。
IPC (5件):
B28D 5/00 ,  B23K 26/38 ,  B23K 26/073 ,  B23K 26/14 ,  C03B 33/09
FI (5件):
B28D5/00 Z ,  B23K26/38 320 ,  B23K26/073 ,  B23K26/14 Z ,  C03B33/09
Fターム (18件):
3C069AA01 ,  3C069AA03 ,  3C069BA08 ,  3C069BB03 ,  3C069BB04 ,  3C069CA11 ,  3C069EA05 ,  4E068AE01 ,  4E068AJ03 ,  4E068CB06 ,  4E068CJ07 ,  4E068DB13 ,  4G015FA04 ,  4G015FA06 ,  4G015FB01 ,  4G015FC02 ,  4G015FC11 ,  4G015FC14

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