特許
J-GLOBAL ID:201003073121079805
全有機体炭素測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-063825
公開番号(公開出願番号):特開2010-216977
出願日: 2009年03月17日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】試料水中の有機物を酸化分解して二酸化炭素に変換し、その試料水から二酸化炭素を移行させた測定水の導電率変化を測定することにより試料水中の有機物濃度を定量する方式のTOC計において、試料水のpHをリン酸などの酸を添加することなく一定値以下に調整することができるようにする。【解決手段】陰イオンを含有する酸性のpH調整液が流れる流路と試料水が流れる流路とがイオン交換膜を介して接触し、両流路間に電圧を印加するための電極を備え、pH調整液が流れる流路側が陽極、試料水が流れる流路側が陰極となるように両流路間に電圧を印加することによりpH調整液から試料水へ陰イオンを移行させて試料水のpHを調整するpH調整部が設けられている。pH調整部を経た試料水がIC除去部、酸化分解部及び二酸化炭素抽出部へ順に導入されるように構成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
酸性のpH調整液が流れる流路と試料水が流れる流路とがイオン交換膜を介して接触し、両流路間に電圧を印加するための電極を備え、該電極によりpH調整液が流れる流路側が陽極、試料水が流れる流路側が陰極となるように両流路間に電圧を印加することによりpH調整液から試料水へ陰イオンを移行させて試料水のpHを酸性側に調整するpH調整部と、
前記pH調整部を経た試料水から二酸化炭素を除去するIC除去部と、
前記IC除去部を経た試料水中の有機物を酸化させて二酸化炭素に変換する酸化分解部と、
前記酸化分解部を経た試料水が流れる流路と純水又は脱イオン水からなる測定水が流れる流路とが気液分離膜を介して接触しており、試料水中の二酸化炭素を測定水へ移行させるための二酸化炭素抽出部と、
前記二酸化炭素抽出部を経た測定水の導電率を測定する導電率測定部と、を備えた全有機体炭素測定装置。
IPC (4件):
G01N 31/00
, G01N 31/12
, G01N 27/26
, G01N 27/08
FI (5件):
G01N31/00 D
, G01N31/00 Y
, G01N31/12 Z
, G01N27/26 S
, G01N27/08
Fターム (15件):
2G042BA03
, 2G042BB05
, 2G042CB03
, 2G042DA04
, 2G042EA02
, 2G042EA03
, 2G060AA06
, 2G060AD03
, 2G060AD05
, 2G060AE17
, 2G060AE18
, 2G060AF08
, 2G060AG11
, 2G060FA10
, 2G060FA15
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