特許
J-GLOBAL ID:201003073232446289
作業車両
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
松永 孝義
, 飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-218189
公開番号(公開出願番号):特開2010-053925
出願日: 2008年08月27日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】油圧クラッチを低速側から高速側に切り替える際にも速度変化がスムーズに行え、急激な負荷変動を防止してエンジンの回転低下を防止してエンストすることがない作業車両を提供すること。【解決手段】3速を選択する低速側油圧クラッチ52から4速を選択する高速側油圧クラッチ51への変速操作が行われた際には、そのときの車速を記憶させ、油圧クラッチ52を切りにして油圧クラッチ51を作動させた際、前記記憶している車速と同じ速度になるようにトラニオン軸30の回動角度を制御した後に、油圧クラッチ51を接続させ、その後トラニオン軸30の回動角度を前後進ペダル9が踏み込まれた制御位置まで滑らかに油圧を変化させることができる。このため、油圧クラッチ51,52間のクラッチ切り換え時の油圧変化の制御をゆっくり行うことで、変速操作に伴う車両の速度変化がスムーズに行える。【選択図】図7
請求項(抜粋):
エンジン(3)と、
該エンジン(3)の動力を入力して出力油圧を得るために設けたトラニオン軸(30)を有し、該トラニオン軸(30)の回動角度に応じた油圧に基づく出力回転数を出力する静油圧式変速装置(7)と、
該静油圧式変速装置(7)からの出力回転数を低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)及び複数のギヤ噛合式変速機構により変速する変速装置と、
前記低速側油圧クラッチ(52)と高速側油圧クラッチ(51)をそれぞれ切り換える低速側切換スイッチ(62b)と高速側切換スイッチ(62a)と、
車速センサ(74)と、
トラニオン軸30を回動させるためのトラニオン軸駆動モータ(66)と、
機体の前後進を切り換える前後進レバー(88)と、
踏み込み量に対応して静油圧式変速装置(7)のトラニオン軸(30)の回動角度をトラニオン軸駆動モータ(66)を介して調整するHSTペダル(9)と、
前記低速側油圧クラッチ(52)から高速側油圧クラッチ(51)に切り換える時には、まず、車速センサ(74)で検出した前記クラッチ切り換え時の車速を記憶する記憶手段に記憶し、該記憶手段で記憶した車速と同等の車速になるようにトラニオン軸(30)の回動角度を変更し、その後、高速側油圧クラッチ(51)を接続させて、さらにその後にHSTペダル(9)の踏み込み位置に対応するトラニオン軸(30)の回動角度に変更するトラニオン軸回動角度変更手段(66)を制御する制御装置(100)
とを備えたことを特徴とする作業車両。
IPC (5件):
F16H 47/02
, B60K 17/06
, B60K 17/10
, F16H 61/02
, F02D 29/00
FI (5件):
F16H47/02 C
, B60K17/06 D
, B60K17/10 D
, F16H61/02
, F02D29/00 B
Fターム (39件):
3D039AA04
, 3D039AB23
, 3D039AC37
, 3D039AC54
, 3D042AA01
, 3D042AB08
, 3D042BA02
, 3D042BA07
, 3D042BA08
, 3D042BA13
, 3D042BD04
, 3D042BD07
, 3D042BD08
, 3D042BD09
, 3G093AA06
, 3G093AA08
, 3G093AB01
, 3G093BA03
, 3G093BA05
, 3G093BA14
, 3G093BA19
, 3G093DA01
, 3G093DB05
, 3G093DB11
, 3G093EB03
, 3J552MA04
, 3J552MA10
, 3J552NA05
, 3J552NB01
, 3J552PA02
, 3J552RA03
, 3J552SA31
, 3J552SB02
, 3J552SB35
, 3J552VA11W
, 3J552VA68W
, 3J552VA74W
, 3J552VA74Y
, 3J552VB01W
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
多目的作業車
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-161722
出願人:井関農機株式会社
審査官引用 (2件)
-
作業車の走行変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-278156
出願人:株式会社クボタ
-
走行車両
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-039751
出願人:井関農機株式会社
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