特許
J-GLOBAL ID:201003073387846720
ブラシレスモータのロータ位置推定装置、ブラシレスモータの起動制御システム、および、ブラシレスモータの起動制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-061829
公開番号(公開出願番号):特開2010-136622
出願日: 2010年03月18日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】電源電圧の変動があったとしても、ロータ位置を精度よく推定可能なブラシレスモータのロータ位置推定装置を提供する。【解決手段】最初に電源電圧を検出し(図3中のS100)、電圧を一定時間だけ印加して、電流応答を検出する(S101〜S104およびS106)。そして、S100で検出された電源電圧と基準電圧との比率を電流検出値に乗じ、電流検出値を補正する(S105)。具体的には、各方向においてピークの電流検出値が上方または下方へ補正されることになる。そして、電流検出値が最大となる電圧印加方向を探索しロータ位置を推定して(S107)、ブラシレスモータを起動する(S108およびS109)。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
コイルが巻回されてなるステータ、および、当該ステータに回転可能に支持されるロータを有するブラシレスモータを備え、前記ロータの停止位置を推定するブラシレスモータのロータ位置推定装置であって、
前記コイルに流れる電流である巻線電流を、直接的または間接的に検出する電流検出手段と、
前記ロータの回転方向に対して垂直な複数の方向にそれぞれ磁束を発生させるよう前記コイルに対し電圧を印加可能な電圧印加手段と、
前記電圧印加に使用される電源の電圧を、前記予め定められた方向毎に検出する電源電圧検出手段と、
前記複数の方向のうち予め定められた方向に対し順に磁束を発生させるよう前記電圧印加手段を制御すると共に、前記電流検出手段にて検出された前記巻線電流が所定の閾値を上回ると、前記電圧印加手段による電圧の印加を終了する電圧印加制御手段と、
前記電圧印加制御手段の制御により磁束が発生する方向毎に、電圧の印加期間に相当する期間相当値を取得する印加期間取得手段と、
前記印加期間取得手段にて取得される期間相当値を、前記電源電圧検出手段にて検出された電源電圧と予め定められる基準電圧とに基づいて補正する期間値補正手段と、
前記期間値補正手段による補正後の期間相当値を比較することによって、前記電圧の印加期間が最小となる方向を特定し、当該特定される方向に基づき、前記ロータの停止位置を推定するロータ位置推定手段と、
を備えることを特徴とするブラシレスモータのロータ位置推定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
5H560BB04
, 5H560BB12
, 5H560DA12
, 5H560DC12
, 5H560DC13
, 5H560EB01
, 5H560HA09
, 5H560TT02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-276491
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特開平3-226292
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ブラシレス直流モータのスタート方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-553701
出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
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