特許
J-GLOBAL ID:201003073606055220

感熱転写シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 飯田 敏三 ,  佐々木 渉 ,  宮前 尚祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-254803
公開番号(公開出願番号):特開2010-083003
出願日: 2008年09月30日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】高い濃度が得られ、かつキックバックが著しく良化された感熱転写シートを提供する。【解決手段】基材フィルムの一方の面に樹脂及び染料を含有する染料層を有し、他方の面に滑剤及び樹脂を含む耐熱滑性層を有する感熱転写シートであって、該染料層中に特定の染料を所定の含有量で含有し、該耐熱滑性層に滑剤として特定のOH基を有するリン酸エステルまたはその塩を含有し、かつ 該感熱転写シートの耐熱滑性層側から20kVに加速したビーム径1μm以下の電子線を照射して得られる該耐熱滑性層中のリン元素のK線に由来する特性X線強度を縦横200μm四方の領域内の各地点でエネルギー分散型X線分光器により測定した場合に、該領域内における該強度の最大値が最小値に対して少なくとも2.5倍以上であり、かつ該領域内にリン元素K線由来の特性X線強度の極大値を有する極大領域が複数存在し、これら極大領域間における該特性X線強度の極大値の標準偏差を該特性X線強度の平均で割って求めた変動係数が0.25以下である感熱転写シート。【選択図】なし
請求項(抜粋):
基材フィルムの一方の面に樹脂及び染料を含有する染料層を有し、他方の面に滑剤及び樹脂を含む耐熱滑性層を有する感熱転写シートであって、該染料層中に下記一般式(1)で表される染料を含有し、かつ該染料層中の染料全体における該一般式(1)で表される染料の含有量が20質量%以上であり、該耐熱滑性層に滑剤として下記一般式(P)で表される化合物を含有し、かつ 該感熱転写シートの耐熱滑性層側から20kVに加速したビーム径1μm以下の電子線を照射して得られる該耐熱滑性層中のリン元素のK線に由来する特性X線強度を縦横200μm四方の領域内の各地点でエネルギー分散型X線分光器により測定した場合に、該領域内における該強度の最大値が最小値に対して少なくとも2.5倍以上であり、かつ該領域内にリン元素K線由来の特性X線強度の極大値を有する極大領域が複数存在し、これら極大領域間における該特性X線強度の極大値の標準偏差を該特性X線強度の平均で割って求めた変動係数が0.25以下であることを特徴とする感熱転写シート。
IPC (7件):
B41M 5/382 ,  B41M 5/40 ,  B41M 5/50 ,  B41M 5/52 ,  B41M 5/385 ,  B41M 5/388 ,  B41M 5/39
FI (3件):
B41M5/26 101G ,  B41M5/26 101H ,  B41M5/26 101K
Fターム (8件):
2H111AA27 ,  2H111BA03 ,  2H111BA07 ,  2H111BA08 ,  2H111BA35 ,  2H111BA39 ,  2H111BA53 ,  2H111BA55
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3596922号公報
  • 熱転写シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-358862   出願人:大日本印刷株式会社

前のページに戻る