特許
J-GLOBAL ID:201003075301276148

制振性ステンレス鋼、その製造方法及びその成形体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-278829
公開番号(公開出願番号):特開2010-090472
出願日: 2008年10月03日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】製造コストを低減した制振性ステンレス鋼を提供する。【解決手段】炭素0.10重量%以下、シリコン0.1重量%以上、3.0重量%以下、マンガン5.0重量%以上、13.0重量%未満、クロム9.0重量%以上、15.0重量%未満、ニッケル0.01重量%以上、5.0重量%未満、アルミニウム0.01重量%以上、0.05重量%未満、窒素0.01重量%以下、残部鉄及び不可避不純物からなる組成になるように溶製し、鋳造した素材を均質化熱処理した後、熱間加工を施し、さらに必要に応じ温間加工をし、これを800°C以上1000°C未満で加熱した後に水冷或いは空冷する溶体化熱処理を行い、これを更に10%以上、60%以下の冷間加工を施すことによって10%以上40%未満のε-Ms相を発現させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シリコン0.1重量%以上、3.0重量%以下、マンガン5.0重量%以上、13.0重量%未満、クロム9.0重量%以上、15.0重量%未満、ニッケル0.01重量%以上、5.0重量%未満、残部鉄及び不可避不純物からなり、次式で計算される積層欠陥エネルギーSFE(mJ/m2)が20mJ/m2以下、イプシロン・マルテンサイト相の体積分率が10%以上、40%未満であることを特徴とする制振性ステンレス鋼。 SFE(mJ/m2)=25.7+2(%Ni)+410(%C)-0.9(%Cr)-77(%N)-13(%Si)-1.2(%Mn)
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 302T ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 Q
Fターム (20件):
4K037EA01 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA16 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EB02 ,  4K037EB14 ,  4K037FA02 ,  4K037FB00 ,  4K037FG01 ,  4K037FG03 ,  4K037FH05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK05 ,  4K037FK06 ,  4K037FM01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3378565号公報
  • 特開2007-341889

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