特許
J-GLOBAL ID:201003075486550240
バイオマス前処理
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (6件):
小野 新次郎
, 社本 一夫
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 梶田 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-553631
公開番号(公開出願番号):特表2010-521155
出願日: 2008年03月13日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
イオン性液体前処理を使用することにより、糖生成の収率及び速度の改良されたリグノセルロースの糖への変換法が開発された。この新規な前処理戦略は、実質的にリグノセルロース系バイオマスの糖化の効率を改良する(収率及び反応速度に関して)。セルロース及びヘミセルロースは、それらの糖に加水分解されると、よく確立された発酵技術によってエタノール燃料に変換することができる。これらの糖は、様々な化成品及びポリマーの製造原料にもなる。バイオマスの複雑な構造は、セルロース及びヘミセルロース成分のそれらの構成糖への効率的な糖化を可能にするために適切な前処理が必要となる。現行の前処理手法は、セルロース加水分解(酵素のセルラーゼを用いる)の反応速度の遅さ及び収率の低さに苦しんでいる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リグノセルロース系バイオマスを糖に変換する方法であって、
主成分としてリグニン、セルロース、及びヘミセルロースを含むリグノセルロース系バイオマスを用意するステップと;
当該バイオマスをイオン性液体(IL)中で、ILがヘミセルロースのほかヘミセルロース中に包埋された結晶性セルロースにも浸透し、これらの構造を著しく膨潤できるように、リグニンの相当部分を除去又は再分配するのに十分な時間、適温でインキュベートするステップと;
ILとインキュベートされたバイオマスを、当該IL及び水と混和性がありセルロースの非溶剤(non-solvent)である液体で洗浄することによって、すべて又は大部分のILをバイオマスから置換するステップと;
上記洗浄されたバイオマスを、セルロース及びヘミセルロースの両方を加水分解でき、これらの多糖類の相当部分をヘキソース及びペントース糖に変換できる酵素を含有する水性緩衝化環境に接触させるステップと
を含む方法。
IPC (3件):
C12P 19/02
, C08J 11/18
, B09B 3/00
FI (3件):
C12P19/02
, C08J11/18
, B09B3/00 304Z
Fターム (25件):
4B064AF02
, 4B064CA21
, 4B064DA16
, 4D004AA01
, 4D004AA12
, 4D004BA03
, 4D004BA06
, 4D004BA07
, 4D004CA13
, 4D004CA15
, 4D004CA20
, 4D004CA22
, 4D004CA34
, 4D004CA50
, 4D004CB33
, 4D004CC04
, 4D004CC07
, 4D004CC15
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D004DA20
, 4F401AA02
, 4F401BA01
, 4F401BA06
, 4F401CA76
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
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Biotechnology and bioengineering, Vol95,No.5, 904-910
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Green Chemistry, 20061017, Vol.9, p63-69,2007
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Green Chemistry, 20061017, Vol.9, p63-69,2007
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Applied Biochemistry and Biotechnology, 2007, Vol.136-140, p407-421
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Applied Biochemistry and Biotechnology, 2007, Vol.136-140, p407-421
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