特許
J-GLOBAL ID:201003076053277724
動画像符号化方法、動画像符号化装置、及び、画像符号化プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-117622
公開番号(公開出願番号):特開2010-268199
出願日: 2009年05月14日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
【課題】動きベクトル探索を行うときの探索点数を増やすことなく、再生画像の品質を改善すること。【解決手段】インター予測回路101は、動きベクトル探索を実行し、前予測ベクトルmv_fw、後予測ベクトルmv_bwにより、前予測MBコストcost_fw、後予測MBコストcost_bw、双予測MBコストcost_biを算出する。次に、ダイレクト予測を実行し、前予測ダイレクトベクトルmvL0、後予測ダイレクトベクトルmvL1を算出する。このベクトルにより前予測ダイレクトMBコストcost_L0、後予測ダイレクトMBコストcost_L1、ダイレクト予測MBコストcost_diを算出する。次に、MBコストcost_fw、cost_bw、cost_bi、cost_L0、cost_L1、cost_diの中から、最小のMBコストを含むインター予測タイプ(最適なインター予測タイプ)を選択する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
対象画像データをマトリックス状に分割して複数のマクロブロック(以下、MB)を生成し、前記複数のMBのうちの対象MBを参照画像データ上に設定し、前記対象MBとの誤差を最小にする周辺MBを探索し、前記対象MBと前記周辺MBとのずれを求めることで、前記対象MBの移動位置を決定する予測処理を実行するステップと、
前記予測処理の実行結果に基づいて、前記対象MBを符号化するステップと
を具備し、
前記予測処理を実行するステップは、
前記対象MBに対して最適なインター予測タイプを決定するステップ
を備え、
前記最適なインター予測タイプを決定するステップは、
前記対象MBと前記周辺MBとの動きベクトル探索を実行し、前記対象MBの前予測ベクトルと後予測ベクトルとを出力するステップと、
前記前予測ベクトルを用いた前予測に必要なMBコストである前予測MBコストを算出するステップと、
前記後予測ベクトルを用いた後予測に必要なMBコストである後予測MBコストを算出するステップと、
前記前予測ベクトルと前記後予測ベクトルとを用いた双予測符号化に必要なMBコストである双予測MBコストを算出するステップと、
ダイレクト予測を実行し、前記ダイレクト予測における前予測ベクトルである前予測ダイレクトベクトルと、前記ダイレクト予測における後予測ベクトルである後予測ダイレクトベクトルとを算出するステップと、
前記前予測ダイレクトベクトルを用いた前予測に必要なMBコストである前予測ダイレクトMBコストを算出するステップと、
前記後予測ダイレクトベクトルを用いた後予測に必要なMBコストである後予測ダイレクトMBコストを算出するステップと、
前記前予測ダイレクトベクトルと前記後予測ダイレクトベクトルとを用いた双予測符号化によるMBコストであるダイレクト予測MBコストを算出するステップと、
前記前予測MBコストと、前記後予測MBコストと、前記双予測MBコストと、前記前予測ダイレクトMBコストと前記後予測ダイレクトMBコストの少なくとも1つのMBコストと、前記ダイレクト予測MBコストとの複数種類のMBコストの中から、最小のMBコストを含むインター予測タイプを前記最適なインター予測タイプとして選択するステップと
を含む動画像符号化方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (22件):
5C159MA00
, 5C159MA04
, 5C159MA05
, 5C159MA14
, 5C159MA23
, 5C159MC11
, 5C159MC38
, 5C159ME01
, 5C159NN01
, 5C159NN12
, 5C159NN13
, 5C159NN21
, 5C159NN28
, 5C159SS26
, 5C159TA23
, 5C159TB08
, 5C159TC03
, 5C159TC18
, 5C159TD16
, 5C159UA12
, 5C159UA16
, 5C159UA33
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